環さん
のうた一覧
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あげはてふの翅おだやかに振動し何かが始まらうとしてゐる
平成二十六年五月十八日
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芥子の花ひとすぢのびて吹きわたる風つよければ折れさうなほど
平成二十六年五月十八日
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くすのきの葉がつぎつぎと落ちてきて枯れつくすほどのことではなくて
平成二十六年四月二十五日
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木々の葉の影こまやかに映し込み疎水に春の声が聞こえる
平成二十六年四月二十四日
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傾いた太陽の色に山吹の花々のかさなつてゆくころ
平成二十六年四月二十四日
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かなへびの舌ちろちろと春の陽にややあたたかい敷石をゆく
平成二十六年四月二十四日
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綿毛の塔に風やはらかく吹き込んで崩れ去るにはまだ早いから
平成二十六年四月二十四日
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ひとところ光さしこみくすのきの葉がゆつくりと落ちてくる迄
平成二十六年四月二十三日
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さくらばなふりしきる道にのこされるあたらしい葉の色を見てゐた
平成二十六年四月二十三日
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落椿雨にくだけてのこされた椿とともに紅々と咲く
平成二十六年四月二十三日
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朽ちはてた椿のかをり確かめて春の陽のさすいただきを去る
平成二十六年三月十九日
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しじみ蝶は枯葉にまどふ栗色の翅をしてすこしも動かない
平成二十六年三月十九日
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銀杏のかたちを知らないてのひらに球体をただころがしてゐた
平成二十五年十一月二十七日
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もみぢする葉つぱ雨に濡れる葉つぱわたしの足に踏まれる葉つぱ
平成二十五年十一月二十七日
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目をつぶることを知らない太陽が木々の葉を黄色く染めてゐた
平成二十五年十一月二十六日
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日本海の水平線のある場所で「ああ、鳥が」なつかしいひとのこゑ
平成二十五年九月一日
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その虫の翅は黒かつた なにものにも(夕陽にも)染まらない色だつた
平成二十五年八月二十二日
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夏芝の痛みを背に湧き上がる雲のかたちを確かめてゐた
平成二十五年八月二十二日
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しらじらと咲けるひるがほしらじらと上向き咲けるそのひとひらを
平成二十五年八月九日
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青空に渇いた音がするときにちひさく咲いたそのむらさきは
平成二十五年八月八日
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