トノゴジラさん
のうた一覧
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滝の雨すぎて陽の差す彼方から何処に架かる七色の橋
平成二十三年七月一日
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眠られぬ夏の夜明けのうたた寝をうつつに戻す蝉しぐれかな
平成二十三年七月二十八日
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迫りくる納期はピクとも動かざり時はつるべの落つるがごとし
平成二十三年十月十二日
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雪のあさ白無垢姿で吾を待つ野ざらしの愛車けなげなるかな
平成二十四年二月八日
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福岡市にも雪は積もります
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いつのま間にか幼き姪も受験生ひとあし早くさくら咲けよと
平成二十四年二月八日
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吾の問ひに返す母の言の葉は明瞭なれど答へにならじ
平成二十四年三月十九日
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天空の金のリングに鏤めるビーズは神の遊びなるかな
平成二十四年五月二十四日
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金環日食の映像を見て
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キラキラと輝き落つる雨つぶは嫁入り狐の緞子飾れリ
平成二十四年九月三日
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煩悩が色づくめがねの手に入れば永田町はサイケの彩り
平成二十三年六月六日
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混ざりすぎて真っ黒と言うのが実態...
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参拝をせむと帽子を手にとれど宮はま白き雪帽子かな
平成二十三年五月三十日
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今年の初詣の光景・・・
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筥松とたはむれ降りる雪花に歩を停めらるる玉砂利のみち
平成二十三年五月三十日
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福岡市筥崎宮の初詣、参道にある御...
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相撲とり土俵の外で技みがき四十九手目は張ったり取ったり
平成二十三年五月三十日
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くも膜下三途の渡し見て来しか蘇りし母の笑顔無比なり
平成二十三年五月三十日
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またひとつ蕾いぶ息吹ける桜木の万朶を纏ふ晴れ姿まつ
平成二十三年六月一日
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九州を飛び越したるや梅雨の入り花をまねての飛梅ごっこ
平成二十三年六月一日
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東風吹かずとも、梅は飛び回るので...
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携帯の電波も入れぬ山林に木霊と戯れいのちをあら洗ふ
平成二十三年六月二日
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携帯も通じぬ山小屋に同僚・友人と...
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冬籠りみちのくの春いま何処永田の町に永きみちくさ
平成二十三年六月六日
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キロカロリー表示なんかは気にならぬ思へど数値を追うまなこかな
平成二十三年六月六日
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気にしてませんて・・・・・
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四面海傍若無人に支那の船窮状(九条)いかに打開せしかな
平成二十三年六月九日
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友の家ティーバッグで良い?と母の声何想ひてか顔の赤らむ
平成二十三年六月九日
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思春期は似た言葉に過剰反応します...
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