こはぎさん
のうた一覧
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距離感がわからなくなる近付けば離せなくなると知ってるふたり
平成二十三年八月九日
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最終の電車に飛び乗る夜いつも約束の無いさよならの時
平成二十三年八月十一日
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あんなにも近付いた心 話すたび迷子のように焦点は失せ
平成二十三年八月十一日
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あんなにも傷付けられたもう二度と君を好きだと言わないでおく
平成二十三年八月十一日
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恋だとは思っていたの 「好きだよ」と言ったからには恋にしたいの
平成二十三年八月十六日
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手を繋ぎ眠りてふたり微睡みの朝 見つめ合うだけの幸せ
平成二十三年八月二十日
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苦味とか切なさ積もり逃げ出した楽しむ余裕も無いほどの恋
平成二十三年八月二十日
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夜風入る小さな部屋で時間さえ止まったような沈黙のふたり
平成二十三年八月二十日
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さよならを先回りして言わせないキスで溶かそう 卑怯で良いよ
平成二十三年八月二十三日
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励ましてばかりの恋に溜息を隠しつ今日も君には笑顔
平成二十三年八月二十六日
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この世にはいい男などいないのです隣で笑うあなた以外は
平成二十三年八月三十一日
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愛だとか恋だとか友達だとかどうでもいいんだ君に会いたい
平成二十三年八月三十一日
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抑えてた想い決壊した君のそれでも柔く優しい口付け
平成二十三年九月二日
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久々の君に駆け寄る改札でまた何度目かの一目惚れして
平成二十三年九月三日
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甘やかな君の指待ち黒髪は恋にひたして艶めきを増す
平成二十三年九月三日
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幸せな言葉ばかりを書き溜めていけば幸せになるはずでした
平成二十三年九月五日
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黒々と恋を湛えて吾を見る君は仔犬のズルい瞳をして
平成二十三年九月五日
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アルコール揺らいだ脳にまた浮かぶ忘れたはずの君の面影
平成二十三年九月七日
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オレンジに染まる夕風は頬を撫でじわり「会いたい」が胸を侵して
平成二十三年九月七日
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会いたくないとかではなくてただ少し考えちゃうの想いのバランス
平成二十三年九月八日
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