こはぎさん
のうた一覧
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振り向けば両手広げる君がいる たぶんいるけど振り向かず行く
平成二十三年十月六日
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多忙さを塗り重ねては消してゆく無意識で書く「あいたい」だとか
平成二十三年十月六日
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待ちきれぬようなくちづけ困り顔さえ愛しいと囁くけもの
平成二十三年十月六日
0
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君なんかもう好きじゃないと傷付ける言葉隠して沈黙の棘
平成二十三年十月六日
1
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唇を見つめる君の目に気付く 「触れて」と言えたらきっと始まる
平成二十三年十月六日
3
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鳥籠の中 目を閉じた日常で心は君に羽ばたいている
平成二十三年十月五日
4
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気付きたくなかった 君の手の温度それだけでほっとしてしまうこと
平成二十三年十月五日
3
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初めての君との夜空見上げつつ張り詰める触れそうな左手
平成二十三年十月五日
2
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「来週はきっと会える」と何度目の期待をさせるつもりか君は
平成二十三年十月五日
3
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無理矢理に堕として欲しい 強い手で包んで甘く囁いてみて
平成二十三年十月五日
3
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アルコール麻痺した脳にただ浮かぶあの日の君が手を伸ばしてる
平成二十三年九月二十六日
2
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眠るたび薄まる記憶その声も視線も意地悪な指先も
平成二十三年九月二十六日
1
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時間だと言う君引き寄せ抱きしめてこれで最後だ「僕に堕ちてよ」
平成二十三年九月二十六日
1
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まだ何もわからないことばかりでも恋は始まる秋が来るたび
平成二十三年九月二十六日
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今わたしちゃんと出来てる?友達のふりした視線笑顔の君に
平成二十三年九月二十一日
2
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連絡が来ないくらいがちょうど良い 君のことばかり想い過ぎるから
平成二十三年九月二十一日
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いつまでも続かぬはずの恋だった 終わりの日なんて見ないふりする
平成二十三年九月二十一日
3
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未来など無いと知りつつする恋に打算は無いの身一つ欲しい
平成二十三年九月二十一日
2
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もうずっと側に居た気がする君と繋がる心は脆く危うく
平成二十三年九月二十日
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涙腺は既に故障していたようだ見失うだけの君の足元
平成二十三年九月二十日
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