こはぎさん
のうた一覧
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見つめ合い絡ませた指に口付けておやすみが言える君をください
平成二十三年八月五日
1
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瞬間で運命なんてころころと変わる 今だけの僕らでいよう
平成二十三年八月五日
3
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元気さを演出してみる 胸の内溜まる澱みを嘘にしたくて
平成二十三年八月四日
2
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いつまでも浮かぶは君のことばかり さよならの日に消したい記憶
平成二十三年八月四日
2
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憧れていたのは浮き沈みなどない大人の恋だ さみしくないよ
平成二十三年八月四日
4
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快晴の休日 心は曇り空 言葉交わせず過ぎゆくを待つ
平成二十三年八月四日
1
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欲しいのは君に抱かれてつく眠り 叶えるほどには足りない衝動
平成二十三年八月四日
1
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キスさえもしない一日溜息は積もり重なる隣に居ても
平成二十三年八月二日
1
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君紡ぐ言の葉ひとつひとつまで愛しく見える好きということ
平成二十三年八月二日
4
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これでまた長き別れとなる君をどれだけ抱いても足りない始発
平成二十三年八月二日
3
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あの時に終わってしまったさよならに気付けずにいた 気付かずにいた
平成二十三年八月二日
2
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秘密裏に逢って恋してまた去って何度も愛を穢す練習
平成二十三年七月三十日
0
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繰り返す「すき」のひとこと飽きもせず困り笑いの君がまた「すき」
平成二十三年七月三十日
5
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冷めてゆく心映して爪先は君を忘れるための水色
平成二十三年七月三十日
5
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触れた指先から脆く崩れゆく豆腐と恋をしているようだ
平成二十三年七月二十九日
1
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困りつつ「おいで」と手を伸ばし笑う君が欲しくて拗ねたふりする
平成二十三年七月二十九日
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文庫本隠してしまえ何もかも見透かすような視線する君
平成二十三年七月二十九日
1
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もう遠い君とはなにもなかったと言ってしまえる狡さが欲しい
平成二十三年七月二十九日
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花開く夜空見上げる横顔を盗み見しては永久保存
平成二十三年七月二十七日
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前に立つ君に手伸ばす言い訳をくれた糸屑さえ好きになる
平成二十三年七月二十七日
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