蓮見さん
のうた一覧
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昨日泊まった君の部屋シャンプーの匂いを落とす指がためらう
平成二十六年八月二十六日
4
一晩だけは、同じ匂いがしてたんだ...
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遠雷が あなたの声を 攫ってく 過ぎ去りし日の 部屋の片隅
平成二十六年七月二十九日
6
あの日の君は何て言ったっけな
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「老けたかな?」 苦笑しながら 問う君よ 君が老けたら 僕も道連れ
平成二十六年五月二十六日
6
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芳しい 花の名さえも 知らぬまま 蜜喰むことも 厭わない君
平成二十六年一月二十四日
6
ワンナイトラブ
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「未練まで 置いてきたの」と 黒い髪 覗くピアスの 麗しき様
平成二十六年一月六日
4
ショートカットからチラッと見える...
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目を落とす 剥げたネイルの か細さと 意思に反して 伸びてゆく爪
平成二十五年十一月二十日
1
消えたいなぁと思っても 爪は伸...
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愛おしい人を匂わすあの人が淹れるコーヒーのほろ苦さよ
平成二十五年十月二十日
2
その苦さを楽しめたら
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あの日見た 君の背中が 消えないの 諦め切れぬ 蝉が鳴く夕
平成二十五年八月二十二日
1
ないた蝉は私かあなたか。 夏は...
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如月の 夜空に映える月よりも 心乱すは あなたの紫煙
平成二十四年二月二十七日
2
寒い日の夜空ってなんであんなに澄...
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ひとりでも 生きては行けるはずなのに キミが居ないと どうにも辛い
平成二十四年二月二十七日
1
どうにも辛いのです。
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里帰り 急に綺麗になった君 背後に香る 男の気配
平成二十三年八月十四日
1
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鳥のように 鳴くほかなくて ただ泣いて言葉亡くして 君をなくした
平成二十三年七月十日
4
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「あのね」から 始まるメール打ってみた作っただけで 送れないまま
平成二十三年六月十四日
6
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もしもまだ ほんの少しの後悔で君の岸へと たどり着けたら
平成二十三年六月十一日
4
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キーボード 慣れた手つきで弾く君 丸い背中と下手な鼻歌
平成二十三年五月二十八日
1
得意なことと、苦手なこと。
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くしゃみさえ期待を孕む迷信か 怖いものだな、恋ってヤツは
平成二十三年五月二十八日
2
くしゃみをするとウワサされてるん...
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今風の パーマを初めて あててみた 淡い期待の 寝癖みたいだ
平成二十三年五月二十二日
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一度だけ わたしの頬に 触れた君 思わせぶりの 蝉が鳴くころ
平成二十三年五月二十二日
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もうすぐ夏ですね。
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