蕗子さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
マハラジャのルビーの如く競い合うさくらんぼには驕り許され
平成二十三年五月二十六日
3
もっと見る
尖りたるものもやがては解けゆきてカボチャスープにパセリをちらす
平成二十三年五月二十四日
4
もっと見る
外つ国へ嵐と共にゆくと言い駆け出す空き缶にすがって止める
平成二十三年五月二十二日
3
もっと見る
意味をもつ打音知らせり町会が祭の準備始めたること
平成二十三年五月二十一日
3
もっと見る
スポーツバッグ持つまま訪ね来た人に病は気から などと言われり
平成二十三年五月二十日
8
もっと見る
「降ってきたね」とも言わず雷鳴にも振りむきもせずに あなたは笑った
平成二十三年五月十九日
3
もっと見る
あの時のこと 謝ろうとして迷う「なさい」つけるか「ネ」で流そうか
平成二十三年五月十七日
4
もっと見る
何気なく問うひともあり「それで手術などする必要はあるの?」と
平成二十三年五月十七日
3
もっと見る
横顔に瞼無き眼よ われはまた熱高き夜に魚の夢みる
平成二十三年五月十六日
9
もっと見る
自らの親切疑わぬ人は返事しにくき事ばかりきく
平成二十三年五月十三日
8
もっと見る
「やさしいから好きなんだ」と彼がいうパンクロックに今日を任せる
平成二十三年五月十二日
2
ザ・ブルーハーツ
もっと見る
昨晩の泣いた分まで水を飲み雨も私の根まで届けよ
平成二十三年五月十一日
8
もっと見る
確信と善意持ちたる人は吾の言葉を踏んでまた喋りだす
平成二十三年五月十日
4
もっと見る
くるはずの電話待ちたる日は長く日がな座りて本読み終わる
平成二十三年五月九日
4
もっと見る
我と似ぬ放胆な兄は日に焼けた腕つきだして土産を渡す
平成二十三年五月八日
12
もっと見る
久しぶりに眉を描きて会いにゆく楽しくはなき話するため
平成二十三年五月七日
7
もっと見る
何者かが息吸うように風が吹き、ハナミズキ散る。 ホと息をつく。
平成二十三年五月五日
4
もっと見る
野菜ジュース飲めば箱がプコプコと鳴ることおかし 五月美し
平成二十三年五月四日
5
もっと見る
薬飲み下したるその一瞬に五つ願ひて四つ消したり
平成二十三年五月三日
10
もっと見る
庭先に居る野良猫に水やれば怪訝なる眼をして見返さる
平成二十三年五月二日
3
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
>>