蕗子さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
もし憎しみ悲しみなどを装えば生など言葉あそびに過ぎぬ
平成二十三年十二月七日
4
もっと見る
星ひとつてっぺんに持つ木のもとで地上は沈み長き夜を呼ぶ
平成二十三年十二月七日
4
もっと見る
この者は加害者である鏡面のふたつ眼をもち瞬きせぬ者
平成二十三年十二月七日
3
もっと見る
心清み 世界が変わる束の間の十一月は好き?と風きく
平成二十三年十一月十一日
4
もっと見る
新しき黄の靴 箱に納まりて靴履くことが意味持つ日々あり
平成二十三年十月二十九日
5
もっと見る
いつ見ても顔いろ悪い娘だと銀木犀は前髪に降る
平成二十三年十月二十二日
11
もっと見る
あす起きて新しい身体だったなら秋草摘みに行こ あした起きたら
平成二十三年九月三十日
12
もっと見る
肉体をはなれ秋野を駆けてゆく野花うつくし 風ようつくし
平成二十三年九月三十日
13
もっと見る
病すすみテレビを断った病室のラジオは見知らぬ島の気圧告ぐ
平成二十三年九月三十日
5
もっと見る
神妙に点検をする「ハサミなし」(バルタンでない)エビフライにする
平成二十三年九月十七日
2
もっと見る
憎しみが消えた跡には穴残りもうすぐ私がうまれた日がくる
平成二十三年九月十七日
5
もっと見る
韮花の揺れる繁みに抱かれて地蔵は石へと戻る日を待つ
平成二十三年九月十日
10
もっと見る
明日葉を食む食卓の静けさに家人の数だけカネタタキ鳴く
平成二十三年九月九日
5
もっと見る
地で生きた七年分の幸せを語り尽くせず夜更けるまで
平成二十三年八月二十日
5
もっと見る
採血を重ねた腕を振り上げていま駆けてゆく夏の尾見上ぐ
平成二十三年八月二十日
4
もっと見る
身の上を恥じなくて良い、と云う人よ言葉は杭のように刺さりぬ
平成二十三年八月十八日
15
もっと見る
夢の中わたしを助けた手の主があなたで目覚める なにを今更
平成二十三年八月九日
5
もっと見る
還らない波もあること知った朝宇宙の中のささいなる事
平成二十三年八月九日
5
もっと見る
知らぬ間に野つ原にをり 人生を道などと云ふ人もあれども
平成二十三年八月六日
6
もっと見る
片耳でひとの旅行の話聞く夏にも寒い国のあること
平成二十三年八月二日
3
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
>>