蕗子さん
のうた一覧
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くるはずの電話待ちたる日は長く日がな座りて本読み終わる
平成二十三年五月九日
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確信と善意持ちたる人は吾の言葉を踏んでまた喋りだす
平成二十三年五月十日
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あの時のこと 謝ろうとして迷う「なさい」つけるか「ネ」で流そうか
平成二十三年五月十七日
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尖りたるものもやがては解けゆきてカボチャスープにパセリをちらす
平成二十三年五月二十四日
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今ごろは金の柑橘手に取らむ店先おもふ 臥せし床より
平成二十三年六月六日
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「アラサー」とお互い笑い合った後幼なじみは吾がために泣き
平成二十三年六月九日
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採血を重ねた腕を振り上げていま駆けてゆく夏の尾見上ぐ
平成二十三年八月二十日
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心清み 世界が変わる束の間の十一月は好き?と風きく
平成二十三年十一月十一日
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星ひとつてっぺんに持つ木のもとで地上は沈み長き夜を呼ぶ
平成二十三年十二月七日
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もし憎しみ悲しみなどを装えば生など言葉あそびに過ぎぬ
平成二十三年十二月七日
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健康なだけが取り柄と君笑い身体に溢れるこれは嫉妬だ
平成二十四年二月九日
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その雑な物差し勝手にあてないで命がけでやる些細なこともある
平成二十四年二月九日
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何かやり続けなければ振り切れず捌いたイワシの眼は幾つ
平成二十四年二月九日
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この恋を受け入れぬ君が好きだから添えるカードに書く「好きでした」
平成二十四年二月十七日
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話すべきことはビールの泡となり「今なにしてるの」の応酬のなか
平成二十四年二月二十四日
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町中の片っぽだけで落ちている手袋あつめ干すイースター
平成二十四年三月二十七日
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紫陽花が色づくのをここで待っています あなたはなにもきかないのですね
平成二十四年六月五日
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暗夜ゆくしるべとなるは星よりもあなたの遺した永遠の「またね」
平成二十五年一月六日
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「夕刊と明日の朝刊休みます」わたしはもっと、長く休みます
平成二十五年一月十五日
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ラブソング歌っていたね線路沿いお互い気持ちに気づかない頃
平成二十五年一月二十一日
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