蕗子さん
のうた一覧
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天神の脇行く道を風駆けて気づけば去年の祈り消えをり
平成二十五年九月二十三日
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眠り居るあなたの額へ置く指が冬の夕陽の色に染まれり
平成二十六年十一月二十七日
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病臥して想う秋の野その上に蒼く瞬く目の裏の星
平成二十七年十月十日
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野菜ジュース飲めば箱がプコプコと鳴ることおかし 五月美し
平成二十三年五月四日
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手のひらにここ数日を握りしめ湯気たつような熱さと眠る
平成二十三年六月十七日
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幼な子を抱くようにして自らの心臓を抱く(あきらめぬこと)
平成二十三年六月十七日
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命とは光るものかは七月の水にメダカは名前すら無く
平成二十三年七月六日
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身をよじる悔しさと在り病得る我が身のことで人諍えば
平成二十三年七月十日
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緩やかな波状を描くわが熱にパウル・クレーの金の魚棲む
平成二十三年七月十三日
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頷いてネクタイの結び目を見てる正直だけが美徳ではなし
平成二十三年七月十六日
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反論をのみ込み携帯閉じた夜マイノリティにも尊厳はあり
平成二十三年七月二十日
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還らない波もあること知った朝宇宙の中のささいなる事
平成二十三年八月九日
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夢の中わたしを助けた手の主があなたで目覚める なにを今更
平成二十三年八月九日
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地で生きた七年分の幸せを語り尽くせず夜更けるまで
平成二十三年八月二十日
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明日葉を食む食卓の静けさに家人の数だけカネタタキ鳴く
平成二十三年九月九日
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憎しみが消えた跡には穴残りもうすぐ私がうまれた日がくる
平成二十三年九月十七日
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病すすみテレビを断った病室のラジオは見知らぬ島の気圧告ぐ
平成二十三年九月三十日
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新しき黄の靴 箱に納まりて靴履くことが意味持つ日々あり
平成二十三年十月二十九日
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小康を得て力抜き目を閉じて空腹感じることの幸せ
平成二十三年十二月二十八日
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久しぶりに包丁を持ち菜をきざみ吾に残されし少なき事をす
平成二十三年十二月二十八日
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