ねずみさん
のうた一覧
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儚くも 紙より輕い 命とは人が定めし悲しい重み
平成二十三年六月十六日
1
個人の命は神の御手にあり、どうに...
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白糸に乙女脚入れ戯れば 悟り開くか 水面も亂す
平成二十三年六月十八日
1
ちょいと山のほうに行くと滝行の行...
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このはらを憎々しげに見渡せどどこにもをらぬ在りし日の君
平成二十三年六月二十日
1
逞しい若者もいつかはメタボなオヤ...
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黄金におのがたましひ錬磨せよ世界を變へる賢者の石
平成二十三年六月二十日
1
術師に呼応して物質も黄金に変化す...
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云ひ譯を用意し生きる悲しみの闇を知るゆゑ 何も言えない
平成二十三年六月二十三日
1
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神の名と眞理の刃 振りかざし人を喰らひし妖魔が聖
平成二十三年六月三十日
1
能力があり秘伝行法知っているとか...
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ぬばたまの黒き惡念覆う雲光遮る禍津がこころ
平成二十三年六月二十八日
1
心が暗いと世界も暗い。そんな状態...
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たなつもの命を惠む雨降れば何故に厭ふか業なる人よ
平成二十三年六月二十八日
1
雨に当たると放射能でハゲる!チェ...
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もし吾が 去りゆき隙間 空ゐたなら君が未來に 風が吹くかな
平成二十三年六月二十八日
1
そんな友情もあるのかなと思う今日...
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汚穢なる 景色霞めば 生き易く故に視力 おちてゆくなり
平成二十三年六月二十九日
1
とりあえず、お肌の衰えやらの現実...
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君がたつ岩根ささへる石ころも輕んじたなら滑落地獄
平成二十三年六月三十日
1
高見から物言うのは結構でございま...
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人の世を捨てて盡くすは神仙道人の道とは神の道なり
平成二十三年六月三十日
1
自分自身の人間ライフを捨てて世の...
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生きながら身を焦がしゆく憤怒の火君が地獄を眺める菩薩
平成二十三年六月三十日
1
怒りや憎しみの想いってのは自分自...
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諍いの大音声轟けば散り散り逃げる夏の夕暮れ
平成二十三年七月一日
1
あんまし悪口ばっかり言っていると...
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産神は 死後のタマシヒ 導くに恩誼も知らず 余所に縋るよ
平成二十三年七月六日
1
神々の掟では産土神の許可や協力が...
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月末は 地藏盆です 神樣は樂しみですか 1人 呟く
平成二十三年七月八日
1
お寺のお祭りだけれど、何故かこの...
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死線越え 國に歸りし 軍刀の紙切れひとつ 縁も切れるよ
平成二十三年七月十一日
1
無許可で所持してると没収されるで...
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巧みなる御佛描く畫師の筆微睡む夢に顯れうつす
平成二十三年十月十四日
1
華厳経の一節に、心のあり方次第で...
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湧玉の緋鯉悲しと戀心水は盡きねど想ひたちゆく
平成二十四年一月三日
1
人間、溢れる恋心はどうやってたつ...
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古とかはらぬものは雲間より三笠の山に出でし月哉
平成二十四年一月十二日
1
先日の満月は素晴らしく、三笠山の...
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