ねずみさん
のうた一覧
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佛界の暗き彼方は魔界なり浮き世の人は墮ちるは難し
平成二十四年一月十六日
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仏界入り易く魔界入り難し。然し乍...
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寒入りて俄か信徒が増える由竈の神に手をすり拜む
平成二十四年一月十八日
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竈神は台所や囲炉裏など火を扱う場...
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天恩の瑞兆なる彩雲のくしびなる朝 慶び申す
平成二十四年一月十九日
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今朝、お散歩をしていると彩雲がみ...
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悲歎なぞ蹂躙して笑ひすて明日へむかへよ ちひさき者よ
平成二十四年一月二十二日
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この国の災禍の波、悲嘆の渦に足を...
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眞澄なる鏡の如き神託を靜寂の闇に臥して問ふ夜
平成二十四年一月二十五日
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夜中布団のなかで懊悩している時に...
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夢賣りの鈍色眼に映りしは綺羅綺羅ひかる小錢ばかりよ
平成二十四年一月三十日
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寂しさに天竺鼠抱きしめて語りかけるは秘密の話
平成二十四年二月二十七日
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ペットは飼い主の秘密を知る
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かはらぬは神の心と知るけれど參る人なし草木は茂る
平成二十四年五月八日
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いつか行きたいと思っていた神社が...
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トゲトゲと淡い緑の芋蟲は夜に羽ばたく蝶の夢みる
平成二十五年八月二十日
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天然のお蚕さんですが、芋虫期の時...
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玉の緒を長く結びし乙女らもいづれ散りゆく青嵐の空
平成二十七年四月一日
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あの頃、なによりも大切だった親友...
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今はただ 貴方のこころ ひらくよりトイレの扉 ひらいて欲しい
平成二十七年九月二十八日
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みんな誰しも一度はおもうもの
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要石 お鎭め給へ なゐの神たけみかづちに お頼みもうす
平成二十三年四月二十七日
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地震未だに活発。遠い鹿島神宮の要...
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ちはやぶる 神の稜威の 御神徳を春日の光 藤のむらさき
平成二十三年四月二十八日
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稜威ミイヅ・御神徳ミメグミ・藤=...
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敷島の 大和の国は 凪の御代大楠公の小楠公
平成二十三年四月二十八日
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大難を小難にするまじない歌です。...
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繰り返し去來するは後悔か古い夢をばかじんはくめい
平成二十三年四月二十八日
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後悔して美しいのは佳人薄命。無駄...
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電波とて幾光年もゆらめゐて此の情熱 何處へ波よる
平成二十三年四月二十九日
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日常で飛び交うテレビ等の電波は宇...
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ふと想ふ 餘韻のなかに 人はただ想ひ重ねて うたが響くと
平成二十三年四月二十九日
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和歌制作、4日めにして知る。 ...
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大原の 死を泣く聲は 不如歸京春日音 袖の泪よ
平成二十三年五月二日
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大原の塩なく声は不如帰今日貸す金...
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まへのよに 因果さがすは 人の性知りたい事は かはやのかみに
平成二十三年五月三日
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前世や過去の自分に現在の問題の理...
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まだいぬこ帶解犬に寺詣でははこの顏は少し誇らし
平成二十三年五月四日
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犬の日には、親子や夫婦でお腹のな...
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