みやこうましさんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 木々透かし西日通れば蜘蛛の糸きらきら燃えて光り織りなす 平成二十三年八月十九日 15 清水寺から東山尾根を西の京を眺め... もっと見る
- 夏空に雲が掃かれて棚引けば裳裾に薄き秋色にじむ 平成二十三年八月十八日 8 秋の気配が空から・・・。 もっと見る
- 一鉢に三輪咲いて五鉢あり十五揃いて朝顔の咲く 平成二十三年八月十五日 6 毎朝数える朝顔の顔 もっと見る
- 青い空ゆっくり渡る子連れ雲白ぽつぽつと子雲が追えり 平成二十三年八月十四日 8 空澄みて、白い雲もメリハリの良く... もっと見る
- 木漏れ日のまだら鮮やか踏みゆけば透けて西空秋色見せる 平成二十三年八月十三日 11 東山の稜線、自然歩道より、西の京... もっと見る
- 北山をかき氷なる乱雲が覆いて溶けて夕立となり 平成二十三年八月十二日 6 あいも変わらず、御所天上の雲のシ... もっと見る
- 空深みぽつぽつとゆく千切雲蝉と知るやら秋のきざしを 平成二十三年八月十日 10 蝉の鳴く音の真剣さ・・・。 もっと見る
- 夏深み蝉の骸の散らばればいさぎよき死と落ち葉が包む 平成二十三年八月九日 6 蝉達の大願成就の安き死よ。 もっと見る
- 積乱雲木々のそよげる波の上やわらに乗りて夕立は来ず 平成二十三年八月八日 9 同じベンチでいつもごろ寝し、雲の... もっと見る
- 日暮れまで鳴く蝉の聲切なくて儚き命に涼風が添ふ 平成二十三年八月五日 9 蝉も必死だ、夏も去り行く。 風... もっと見る
- 涼し朝わかれ惜しみて朝顔の涙とも見し露のかかれば 平成二十三年八月四日 11 朝顔の顔を見て出かけるが、帰って... もっと見る
- つかの間の一期一会にかける恋かすれる蝉の声の切なき 平成二十三年八月二日 17 ひと夏で終わる蝉の婚活・・・哀れ... もっと見る
- 空蝉の道辺に目立ち蝉しぐれ鳴り止まなくてしばらくは夏 平成二十三年八月二日 8 蝉のはげしく鳴くのを聞いてなぜか... もっと見る
- 蝉の音しきりに降りて夏草の吐息溢れば百日紅燃ゆ 平成二十三年七月三十一日 12 御所一円、百日紅と蝉音ばかりが目... もっと見る
- 御所の道砂の煙の狂いたち走りて消えぬ暑き虚しさ 平成二十三年七月二十日 7 暑い日の御所に人見えず、砂だけが... もっと見る
- かさかさと葉ゆれし池面に蓮の花人を制して頭擡げぬ 平成二十三年七月十四日 5 もっと見る
- しなやかに身をくねらせてむくげ咲く白き大地に色なす命 平成二十三年七月十二日 6 夏の植物園で唯一、生を謳歌するむ... もっと見る
- 雀いてひよどりも来ぬ水浴びの小川に向かい紫陽花も散る 平成二十三年六月三十日 7 御所の人工小川に、小鳥が水浴び、... もっと見る
- 紫陽花の色とりどりに咲き乱る多情多感の心映えかな 平成二十三年六月二十九日 13 植物園の紫陽花の多彩なこと。 もっと見る
- 雨の日の御所は静けき松たちの矜持ゆるみて柔らかな青 平成二十三年六月二十八日 13 御所は広くて、雨の日もさわやか。 もっと見る
