みやこうましさん
のうた一覧
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寂しければ人にあらねど大木に触れて安らぐ一人ごちして
平成二十四年五月二十五日
18
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ひとり生きひとり往くのが天道か言わずもがなの今日の寂しさ
平成二十四年五月二十五日
13
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鬱ぐ日に御所を歩きて松風の清しさに触れ目を覚ましたり
平成二十四年五月二十四日
7
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歌だねを己に求め一つ星流れるまでの軌跡残さん
平成二十四年五月二十三日
10
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欠けてゆく日光に何故か慄きぬいたずらならねば如何なるものかと
平成二十四年五月二十二日
7
金環日食を見て・・・。
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困難は乗り越えられる人だけにやって来るのだ選ばれし者
平成二十四年五月二十一日
13
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傘寿まできばって生きたと思えども運が良かっただけかも知れぬ
平成二十四年五月二十一日
8
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寂しさも深みに入れば我に酔いただ寝ていたいと死に誘われる
平成二十四年五月二十日
11
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聞く術を心得ているなと気がついて言うをためらう不毛の対話
平成二十四年五月十九日
12
いかにも納得しているような、振り...
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ひゅるひゅると鳩が羽ばたき前に来ぬ震う羽音に手を差し伸ばす
平成二十四年五月十九日
9
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閉塞の街より逃れ御所に来て心のねぐらを鳥と巣作り
平成二十四年五月十八日
12
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鳴き騒ぐ雀の声に融け入ればしばし世離れ鳥の宇宙に
平成二十四年五月十八日
10
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突き詰めてもの考える習性をまずいと思う人に疎まれ
平成二十四年五月十五日
9
でも、我が道を通す。
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公園に捨てられし猫夫々に履歴持ちたり癖の哀しき
平成二十四年五月十四日
12
各家庭に飼われていた過去を思うと...
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早緑の御所の木陰を散歩する杖突く人の余りに多き
平成二十四年五月十四日
9
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ひとり来て一人で帰る喫茶店社会的動物の我なるや
平成二十四年五月十三日
13
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四条通り人は流れて何処へゆく東西巡る渦潮の街
平成二十四年五月十三日
6
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我が性の乾きていぬや夢に見る白き大根の妙に生々し
平成二十四年五月八日
9
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隣席の会話気になるコーヒー店歌集読みつつ耳傾けり
平成二十四年五月六日
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隣席をどうぞと優しく薦められどきが胸々街の茶店で
平成二十四年五月六日
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