夏緒さん
のうた一覧
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えいえんによく似た夜の底にいてクリームパンの夢をみている
平成二十三年三月二十一日
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むらさきの花がほころび音の出ぬピアノしずかに運ばれてゆく
平成二十五年七月二十二日
12
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「僕たち」が一人称の冬が去りひどく正しい春が始まる
平成二十六年二月二十日
12
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子どもらの帰りを待てば砂場からアンモナイトのさみしい記憶
平成二十三年三月二十五日
11
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あてのない薔薇一輪のおもたさに不意に傾きゆく冬の街
平成三十年二月四日
11
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選ばないことを選んだ空白はまひるの月の白さでひかる
平成二十四年七月十四日
10
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祝福の雪に埋もれたあの町に眠るわたしを置いてきました
平成二十五年二月八日
10
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月光は梨のにおいだ頸椎のひとつひとつが熟れてゆく夜
平成二十八年十二月二十六日
10
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さざ波のかえすちいさな本屋から明朝体の泥をかきだす
平成二十三年三月二十七日
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以前勤めていた本屋が津波の被害を...
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寒がりの熊とふたりで北極星、北極星、と震えて眠る
平成二十五年二月十五日
9
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しんにょうのかたちでねむるもう少しやさしい朝に生まれたかった
平成二十七年一月二十九日
9
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夏を生く獣となりて一心に水蜜桃の汁を啜りぬ
平成二十四年七月十七日
8
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半身を夕暮れ色の対岸に残して夢は終わってしまう
平成二十四年七月十六日
8
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空いろのゼリー掬えばたちまちに透明になる とてもさみしい
平成二十五年二月十八日
8
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きんいろの雨ふる朝よ百年の後までずっと歩いて行ける
平成二十七年三月二十六日
8
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もう全部どうでもいいね熟れきったトマトにやわく指は沈んで
平成二十八年六月十四日
8
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何もかも言い訳になると言い訳し結局何も言えずに朝だ
平成二十三年八月八日
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青豆をひとつぶひとつぶ口にしてひとり ひとりを噛みしめてる
平成二十四年一月十一日
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「カワイイ」がゆるされているこの都市はすべて幻 明日の夢です
平成二十四年七月十一日
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秘密なんてひとつもないの スカートの襞にそっと指を這わせる
平成二十五年一月十七日
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