緋色さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 鍵跡が残る右手のすみずみを埋める。覚悟は、出来ているよね？ 平成二十四年一月二十三日 4 明けましておめでとうございます（... もっと見る
- 麦畑にて月食をふり仰ぐオオカミ男の栗毛波立つ 平成二十三年十二月十一日 4 もっと見る
- 冬の陽の光子を溜めた空きビンが月の光に呼応する夜 平成二十三年十二月四日 16 もっと見る
- 解けた靴紐を広場で直す時一人ぼっちを恐れる両目 平成二十三年十二月四日 9 急に世界が狭くなるもんだから もっと見る
- 陽だまりに寝そべる猫は白みつつ陰の部分に傷一つ持つ 平成二十三年十一月二十七日 11 もっと見る
- 震えつつ帰宅し布団を取り込んでひんやりとした太陽を抱く 平成二十三年十一月二十五日 16 もっと見る
- 冬の昼 日陰にのぞく空きビンを弾くもキンと言葉少なに 平成二十三年十一月二十五日 5 もっと見る
- 冬の朝 弱い光を暖かに座敷へ伸ばす障子の黄ばみ 平成二十三年十一月二十五日 8 もっと見る
- 啓発書よりマリオから学びたい ？を金貨にする方法は 平成二十三年十一月二十四日 4 もっと見る
- 「ふんいき」と正しく言えた今日こそは夜景デートに誘ってみよう 平成二十三年十一月二十三日 14 ふんいき、ふいんき… もっと見る
- 独りでに鍋は煮立って白菜が澄みきるように夜は更けゆく 平成二十三年十一月二十日 10 市の文化祭で開かれた歌会に行って... もっと見る
- ギャラリーの片隅に見る美しい物だったもの 夕日を帯びる 平成二十三年十一月十八日 7 もっと見る
- 唇をはなれた風と未来にて待ち合わせする。現実として。 平成二十三年十一月十五日 5 有言実行。 もっと見る
- 窓に付く白露の如き嘘の数 拭った後の空の灰色 平成二十三年十一月十二日 21 もっと見る
- メモ帳の法事の文字を強引にめくる風 あぁ、貴方でしたか。 平成二十三年十一月十一日 9 もっと見る
- 「愛してる。もう離さない。」戯言はチョコをかじった犬歯にも似て 平成二十三年十一月九日 8 もっと見る
- 面影を探す瞳を遮ったイチョウはかつて緑であった 平成二十三年十一月九日 17 面影を追ったこの目を遮ってイチョ... もっと見る
- ゆるゆると老婆の声を蓄えて風が静かに辿り着く場所 平成二十三年十一月七日 7 もっと見る
- 枯れ落ちたジグザグな蔦。金網の形ではない。旅路の跡だ。 平成二十三年十一月六日 9 もっと見る
- 哀しみはきっとまあるい形だよ。どこへでも持ち運べちゃうから。 平成二十三年十一月二日 8 もっと見る
