緋色さん
のうた一覧
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凍夜ゆえ青葉恋しき裸木は枝の網にて星を纏いる
平成二十三年二月二十三日
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黙ってるけどほんとは寒いんでしょ...
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身の程を知らぬ善意はタチ悪く動かぬことも勇気だと知る
平成二十三年三月十三日
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http://mixi.jp/v...
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セーターに道案内を頼んでは発芽の場所を探す飯つぶ
平成二十三年三月十九日
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花園に肌色 ちょん と紛れてて「地味な花だ」と言ったら咲いた
平成二十三年三月二十二日
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モツタイナイお化け達は地に帰り土の中から静かに見てる
平成二十三年三月二十三日
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非常に勿体無い。例のほうれん草を...
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自由から逃れられない不自由を売りさばいてくカバン屋の人
平成二十三年四月十五日
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バケツへと迫る海鳥 両足に釣り糸を巻く名漁師かな
平成二十三年四月二十日
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かわいい窃盗犯。 釣具のポ...
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あの曲を忘れたままであの曲を探した日々も戻らぬままに
平成二十三年五月十九日
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「大物!」と見せつけられるためだけにポトリ置かれた蚊の圧死体
平成二十三年五月十九日
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敷かれてるレールの上もジグザグに走れば君の道になるでしょ
平成二十三年五月三十日
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迷わず行けよ、行けば分かるさ!行...
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昼前の空を飛び行く蝙蝠のような孤独で青葉を揺らせ
平成二十三年六月二十二日
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啓発書よりマリオから学びたい ?を金貨にする方法は
平成二十三年十一月二十四日
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麦畑にて月食をふり仰ぐオオカミ男の栗毛波立つ
平成二十三年十二月十一日
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鍵跡が残る右手のすみずみを埋める。覚悟は、出来ているよね?
平成二十四年一月二十三日
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明けましておめでとうございます(...
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帰宅して明かりつければ僕というただ一本の星座ができる
平成二十四年十二月二十六日
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形無き折り鶴たちは無力だと嘆く人らの数だけ折られ
平成二十三年三月十三日
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悲しい事に私が住む九州では節電も...
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星がただの虫食い穴だとすれば 地球に誰が布を被せた?
平成二十三年三月二十二日
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宇宙なんて、本当は無いのかもしれ...
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春の夜に盛りを越えた桜木が「またね」と書いた付箋を落とす
平成二十三年四月十七日
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一枚一枚ご丁寧にどうも。
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夕暮れで生き続けてる少年をナイターで呼び覚ます人々
平成二十三年五月二十九日
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近くの小学校で、草野球チームの人...
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虹色の森にカメレオンはいない そういうものです 世の中なんて
平成二十三年十月八日
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