横雲さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 遠ざかる声や目に追ふあしたなる硬き冬芽に色の見えつも 平成二十五年十二月十八日 3 もっと見る
- はかなめる身に風のしむ冬茜その色となく消えはつるかな 平成二十五年十二月十七日 4 もっと見る
- 冴ゆる夜の色も光もこほる月たよれる夢のかたみもつらく 平成二十五年十二月十六日 1 もっと見る
- 色ふりてひとめも枯れし庭に咲くあしたむなしき霜の白花 平成二十五年十二月十五日 5 もっと見る
- 境内の杵の音止みて餡餅の熱きがままを手に貰ひ受く 平成二十五年十二月十四日 3 もっと見る
- あてなくも枯野の風に吹かれゆき白き月見き日暮れさびしも 平成二十五年十二月十三日 5 もっと見る
- 散りしける木のはを濡らし時雨過ぐ物思ふ人の色や変へつる 平成二十五年十二月十一日 3 もっと見る
- 幽天のにわかに暗くなる神のおとづれ遠き朝を恨めり 平成二十五年十二月十日 2 もっと見る
- 手に取りし悴ける指のいとほしやあはでふる日をしのぶもくるし 平成二十五年十二月九日 1 もっと見る
- 世の中のかなしき事を菊の辺におもかはりせぬイマジンの詞 平成二十五年十二月八日 2 もっと見る
- 遠つ人松が下道迷ひつつ積もる落葉を踏みやきにける 平成二十五年十二月七日 4 もっと見る
- 水の上に枯葉の揺るる隠り沼のかれにしゆゑぞ下ゆ恋ひこぐ 平成二十五年十二月六日 3 もっと見る
- 山の端に入るさの細き冬の月嘆き惜しめど夢やはかなき 平成二十五年十二月五日 4 もっと見る
- うつろへる秋のゆかりの花折りぬ帯びし紫名をむつまじみ 平成二十五年十二月四日 2 もっと見る
- 人こふも片敷く冬の夜や更けぬ湯豆腐冷めてあぢきなきまま 平成二十五年十二月三日 4 もっと見る
- 師走の灯静けく澄みてさ夜更ぬとものふ人のなきや侘びしき 平成二十五年十二月二日 6 もっと見る
- 白き毬賑はひ咲きて花八手あくるあしたの想ひ重ねつ 平成二十五年十二月一日 2 もっと見る
- 逢ふことの恃めぬままに小春日の松も命のみとりとやする 平成二十五年十一月三十日 2 もっと見る
- たのめこし冬日の薄く帰り花色のなどかは思ひそむらむ 平成二十五年十一月二十九日 1 もっと見る
- おほ空を覆へる雲のあだなれや時雨の空にぬれぬ手枕 平成二十五年十一月二十八日 2 もっと見る
