横雲さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 恋しきに涙にくれてあかしけりながめの絶えずとふ人もなく 平成二十三年五月二十八日 5 もっと見る
- 咲き満つる花に飛びかふ揚羽蝶命なりけり夢や乱るる 平成二十三年五月二十七日 6 もっと見る
- 野も山も翠雨の染めて霞みけり忍べる里に袖を濡らしつ 平成二十三年五月二十六日 7 もっと見る
- 夏あさし翠微優しき若葉寒侘しき色の雨に煙れり 平成二十三年五月二十五日 5 もっと見る
- 吾が庭に芍薬の花咲きにけり深草慕ひ白きを手折る 平成二十三年五月二十四日 10 もっと見る
- 泣き濡るる草のゆかりを尋ぬれば野辺に結べる面影ぞ濃き 平成二十三年五月二十三日 6 もっと見る
- どくだみの花摘む指に残る香や草のゆかりの懐かしきかな 平成二十三年五月二十二日 17 もっと見る
- 大輪の露を払ひて柔らかし今朝初に咲く花の黄の色 平成二十三年五月二十一日 5 「今朝初(けさうひ)に」に「さう... もっと見る
- 君来ずは梢色こき羽衣の風待つ月の夜ぞふけにける 平成二十三年五月二十日 7 もっと見る
- 香り立つ羽衣素馨吹く風に袂染まれり月満つる夜 平成二十三年五月十九日 12 羽衣素馨はジャスミンの一種ジャス... もっと見る
- 迷ひつつ滝の白糸繰り合はせ逢ひたる末にさらす身の憂し 平成二十三年五月十六日 9 もっと見る
- 卯の花や憂きをしるせる歌哀しながめしままに袖ぞぬれける 平成二十三年五月七日 4 もっと見る
- 夕月夜初卯の花の影揺るる憂きこと多き夏とはなりて 平成二十三年五月七日 3 もっと見る
- あかぬままうつろひやすき世の中をあやめの草のねにたててなく 平成二十三年五月六日 7 もっと見る
- 水隠れに生ひて深きに流れける文目もわかず伸ぶる恋のね 平成二十三年五月四日 7 「流れ」と「泣かれ」、「文目」と... もっと見る
- 流るるは汚れ濁れる水なれば泥の足など洗ふべきかは 平成二十三年五月三日 2 もっと見る
- かくばかり憂かりける世の春暮れていづれの色に染まるものかは 平成二十三年四月三十日 5 もっと見る
- 薄く濃く楓若葉に吹く風のさざ波よせて春の過ぎ行く 平成二十三年四月二十八日 8 もっと見る
- 揚羽蝶もつれ飛びかふ春の果て捉へむとしてひらり躱せり 平成二十三年四月二十七日 6 もっと見る
- 花園に飛びかふ蝶や夢の果て散り残りたる命なるらむ 平成二十三年四月二十七日 7 もっと見る
