貴妙法師さん
のうた一覧
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夏の香を 洗い流して 降る雨が 運んできたか 紅葉一葉
平成二十五年九月三日
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雪の花 梅花 河津の桜花 春待たずとも 花盛りなり
平成二十四年三月三十一日
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春近し 薄暮の空の レグルスを 追いかけ光る スピカの星よ
平成二十四年三月三十一日
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冬の夜の庭先に咲く紅梅の 妖しき光にこころ奪わる
平成二十三年二月五日
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夕闇が春の女神を連れ去って 寒さがしみる小春日の夜
平成二十三年二月四日
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風ぬるみ 花霞立つ 春の日は 散る花想いて 心ざわめく
平成二十三年二月四日
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天空に瞬く星にいる友よ そこから僕はどう見えますか
平成二十三年一月三十日
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厳冬も悪くはないか見上げれば 突き抜けるばかりの空の蒼さよ
平成二十三年一月三十日
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雪降れしかと見まごうばかりの白き道の 頭上の空に黒烏鳴く
平成二十三年一月二十九日
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カラスのフンです
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トンネルの中を流れるどぶ川を 泳げる魚の強き姿よ
平成二十三年一月二十七日
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オリオンをひと睨みにし おおいぬの牙に輝くシリウスの星
平成二十三年一月二十七日
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空さえも覆い隠され いにしえの 清き水面は 名すら残さず
平成二十三年一月二十七日
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今は暗渠のこの川は昔どうだったの...
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春を呼ぶ 東の風よ しばし待て 河津の桜は 冬の花ゆえ
平成二十三年一月二十六日
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河津桜が少しづつ花芽をほころばせ...
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金星の小さき光の鋭さに 出ずるをためらう立待の月
平成二十三年一月二十六日
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梅の木を起こしているのか小雲雀よ 春遠ければいまだ目覚めぬ
平成二十三年一月二十三日
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冬風のその寒さゆえ蒼白き 富士の高嶺に雪はふりゆく
平成二十三年一月二十三日
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富士の嶺に 立ち昇りたる 地吹雪は 空に集いて 雲となるなり
平成二十三年一月二十三日
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駆けぬける 夜汽車の汽笛 寂しげに 眠りし町に 音ひとつだけ
平成二十三年一月二十日
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オリオンと月の間に輝くは 成田へ向かう流れ星かな
平成二十三年一月二十日
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冬風に逆らいて飛ぶ小メジロの 強き翼に鳳を見る
平成二十三年一月十九日
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