朔さん
のうた一覧
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冬の海凍てつくことのない波は打ち寄せつづく白く砕けども
平成二十三年一月十八日
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愛しさを伝えきれない僕がいて不安に揺れる君の眼差し
平成二十三年一月十八日
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悪夢から放り出されて真夜中の秒針響く君に寄り添う
平成二十三年一月十七日
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洗濯機終わったよって鳴いている聞こえないふりだって寒いんだもん
平成二十三年一月十七日
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制服で無垢な少女を擬態する無邪気な笑みの下で微笑む
平成二十三年一月十七日
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身の内で飼う月青く制服のサナギの中で羽化を待つ蝶
平成二十三年一月十四日
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ぷくぷくと笑いながら溶けていく角砂糖も僕の心も
平成二十三年一月十三日
4
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オセロくらい勝たせてほしい夜は更けて勝率ゼロの恋のかけひき
平成二十三年一月十三日
11
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君が指つま弾かれたき我が居てふたりの音色いまだ練習曲
平成二十三年一月十三日
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スキ・キライ・・花弁に訊ねる夜は更けて 今日は恋愛決戦前夜
平成二十三年一月十三日
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ことの葉の寄る辺もなしに漂えば 月光のみぞ知る 「君が好き」
平成二十三年一月十三日
4
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沈黙の優しき時間敷き詰めて 膝に感じる幸福の重さ
平成二十三年一月十二日
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やわ肌に 咲く花びらや 夢の痕 まどろむ君に 月とどめけむ
平成二十三年一月十二日
3
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春の香を まといて揺れる薄紅を 我が花がため 捧げ給ふや
平成二十三年一月十二日
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いつよりか とほごゑほのか しづごころに のわきわたりて 君を浮かぶる
平成二十三年一月十二日
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頭の文字を拾っていくと、歌とは別...
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雨音や とけゆく雫 衣手の淵に惑ひて 月ぞ知らにす
平成二十三年一月十二日
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