たえなかすずさん
のうた一覧
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死にそうな言葉をそっと積み上げて泣くまで五秒僕らのジェンガ
平成二十三年二月二十四日
9
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女って凄いんだからアイライン崩さぬように泣けるんだから
平成二十三年二月二十四日
5
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触れてみて二度とめいわくかけないわオーデコロンも同じにするし
平成二十三年二月二十三日
3
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「あいつだけ泣かせる気はない」五番線、波乗り列車が到着します。
平成二十三年二月二十三日
4
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そんなにも弱い奴ならサーティワン食うだけ食って病んでしまえよ
平成二十三年二月二十三日
4
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これ以外ダメだったってエラソウに半分笑っていまさら言うな
平成二十三年二月二十三日
2
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「WEB上のあなたの名前に魅かれたの」出逢いも別れもダブルクリック
平成二十三年二月二十三日
4
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ふるえてた五月うまれのきみの指タッチ・パネルの薄明のうえ
平成二十三年二月二十二日
4
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服を着て別れ話のその前は夢見ごっこと黄昏ごっこ
平成二十三年二月二十二日
1
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お互いの今日を知らずに生きていく きれいに磨いて捨てたそのあと
平成二十三年二月二十二日
38
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さらわずにあなたわたしをさらわずにルームランプのやがて残光
平成二十三年二月二十二日
5
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運命を避けて飲み干すアクエリアス ワタシ、いつでもフマジメだった
平成二十三年二月二十二日
3
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武蔵野のカフェにて春を告ぐようにいきいきとひとりミルク注ぎぬ
平成二十三年二月二十一日
6
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別れとはコンマ、ピリオドいやドット アスタリスクの花束添えて
平成二十三年二月二十一日
5
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照り返す波がただただ痛かった かもめの背中ただ白かった
平成二十三年二月十七日
8
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もう彼に送ることない写メールを撮って保存をするバカひとり
平成二十三年二月十七日
6
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いっせいにみんな塗りだすリップスティック デジタル・アラーム・瀑布のごとく
平成二十三年二月十七日
3
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ほんとうは誰が悪いの痛点が無い桃ふたつ切って ほほえみ
平成二十三年二月十七日
4
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泣きそうな茎挿すドリンクホルダーにストップランプの赤がしみるわ
平成二十三年二月十七日
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ロックだねあの角の店三日ほどシャッター下ろし青春に泣く
平成二十三年二月十六日
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