たえなかすずさん
のうた一覧
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人事課のショートカットのあの子より彼をいろいろ知ってるわたし
平成二十五年二月六日
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接近しもっとも短い線を引け(直線に名はつけなくてよい)
平成二十五年二月六日
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くちづけを交わしあうとき目を閉じろ(僕より長く閉じていてくれ)
平成二十五年二月六日
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二年目で理解したこと喧嘩後はまず背中から抱き寄せること
平成二十五年一月二十九日
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慣性の法則 いまも友以上なれぬあなたにベリーダンスを
平成二十五年一月二十九日
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明日は雪、あなたは褒めたダッフルでしかもショートで現れるだろう
平成二十五年一月二十二日
2
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ああ渋谷スクランブルで無差別に恋に落ちたい衝動に遭う
平成二十五年一月二十二日
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漆黒のワンピースなら教えよう背景がまず輝くことを
平成二十五年一月十五日
2
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どうしても会いたいような(クリスマスケーキひと突き)気がしてただけ
平成二十五年一月十五日
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その昔街をエンゼルフィッシュのように泳いだ彼氏、生きてる?
平成二十五年一月十五日
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百円で買った本でも泣けるのと目元のほくろが言いたげで、もう。
平成二十五年一月十五日
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恋人よめちゃくちゃになれ(アーモンド噛み砕くのは甘い衝動)
平成二十五年一月十五日
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黒髪に雪明かりして口紅を直して終わる聖夜、だったよ。
平成二十四年十二月二十六日
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使わないアドレスひとつ持っていてその奥いまだゆうやみのフォト
平成二十四年十二月二十六日
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(六階の非常口、外)突風がきみの名残りのように効いてる
平成二十四年十二月二十六日
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「限界の愛だよ」「ふーん」って言うときのマイルドセブンのはつか光明
平成二十四年十二月二十六日
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平成の二十四年目に廻り出す僕とあの子のトロウニイクラ
平成二十四年十一月三十日
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リレーでは第四走者だったから世から逃れるように恋した
平成二十四年十一月三十日
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ふたりでは生きてゆけないものなのねたとえあなたの手が熱くとも
平成二十四年十一月十九日
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夕映えに本気になって抱き合って別れて嫌いになる前に死ぬ
平成二十四年十一月十九日
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