たえなかすずさん
のうた一覧
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妖精がいてもそこでは振り向くな落とすな恋の速度その他を
平成二十六年十二月五日
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近づけばパールホワイト うつくしき風邪のあなたを持てあます日々
平成二十六年十一月二十八日
4
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ああきみはサイダー越しに微笑んで時代のようになっていたのか
平成二十六年九月九日
6
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遠い日がある。水無月に咲く花をすべて手折った、そんな気がする。
平成二十六年九月九日
4
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苺ジャムきらら満月またきららあなたのいないこの街きらら
平成二十六年九月九日
5
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六月は短く髪を切りました 悲恋の病ですから、以上。
平成二十六年六月十二日
16
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きみよきみよ応答をせよ 浮上せよ旋回をせよそのまま生きよ
平成二十六年六月十一日
14
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永遠は永遠来ない 紫のリップのふたを開けないように
平成二十六年六月十一日
11
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応援はしないで今日は無視をして花ひらくとき羽根たたむとき
平成二十六年六月十一日
6
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時計、時計 発つまで見ずにいたことがきみの愛だとずっと思った
平成二十六年六月十一日
7
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美しく折り畳まれているだろう最後にあげた無数の言葉
平成二十六年六月十日
10
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交配の果ての壇蜜チャン・ツィイーミラ・ジョヴォヴィッチ恋のアネモネ
平成二十六年六月十日
3
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ひとしずくひとしずく水を飲み干して胸の小花をやっと咲かせる
平成二十六年六月十日
8
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あと二時間きみが終わってしまうまでしらないひとの海になるまで
平成二十六年六月十日
4
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名も知らぬ過去の女のだて眼鏡あのパリジェンヌのごときほほえみ
平成二十六年六月十日
2
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雨音は過去のなみおと今朝もかのサーフ・ガールは延命をせり
平成二十六年三月十八日
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ミニスカの元カノわらふガラケーの小さき窓に 走馬灯なの?
平成二十六年三月十八日
1
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どちらかと言えば快感なのだろうプラチナリングはずし、置くとき
平成二十六年二月二十八日
4
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青ばかり誇張されゆくボトルには飲み干すはずの今日の春雷
平成二十六年二月二十八日
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さあどうにもならない五月五時限目体育館の裏のさみどり
平成二十六年二月二十八日
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