やぐるまさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
食卓に茄子の味噌汁ぶちまけて飛び出した母にゆくところなし
平成二十三年二月六日
5
もっと見る
凪を待つ 夏日に曝した左手にさんごじゅなすの厳かな赤
平成二十三年三月六日
5
さんごじゅなす、は珊瑚樹茄子と書...
もっと見る
ピースマークの形した菓子を食う私を蔑む片足の鳩
平成二十二年十二月十三日
4
もっと見る
朴訥にサンタの手紙を父訳すフランセーズは青虫みたいね
平成二十二年十二月十五日
4
我が家に届くサンタさんからの手紙...
もっと見る
薄明の駅ビルの底もしもしいまなにしゆう、なんちゃあしやせん
平成二十二年十二月十八日
4
地元高知の方言です。たまに無性に...
もっと見る
身動がず椽色の沼底にねむる少女の曜変天目
平成二十三年一月三日
4
もっと見る
死火山の細密模型の前にいて浸透圧の均衡乱れる
平成二十三年三月六日
4
もっと見る
パン工場赤黒く立つ通学路いぬの脂が染み込んでいる
平成二十三年六月一日
4
もっと見る
雪原の静脈たどれば朝になる蠍の心臓いま燃えている
平成二十三年八月十五日
4
銀河鉄道の夜の、蠍のエピソードが...
もっと見る
制服を捨てロイヤルブルーの肌露わ革命前夜ぬいぐるみ置く
平成二十二年十二月十三日
3
ロイヤルブルーという言葉は、王室...
もっと見る
素足で駆ける最終カーブの眩しくて滞空しているドラゴンフライ
平成二十三年一月五日
3
高三、最後の体育祭、最後のクラス...
もっと見る
過不足を百まで数える浴槽で鏡の国のガールになりたい
平成二十三年一月八日
3
もっと見る
主のない仏間の隅のアンプリファーは人肌よりも少し冷たい
平成二十三年二月六日
3
Marantz7型というわりと有...
もっと見る
通り雨すぎるのをまつ地下街でかすかなビッグバンの残響
平成二十三年七月二十九日
3
もっと見る
「安全なやつをください」金曜のマツモトキヨシはポイント二倍
平成二十三年七月三十日
3
金曜のマツモトキヨシがポイント二...
もっと見る
ゼラチンが冷えかたまるまで縦笛でライディーン吹くタカハシとクボ
平成二十三年八月八日
3
だからなんだ!ってことに子供のこ...
もっと見る
裁ちばさみ追う目の玉の奥のほう口を利かない蟇棲む
平成二十二年十二月十二日
2
偏頭痛持ちで、たまに眼球が潰れそ...
もっと見る
ブルータス従える鷹の眼は鋭利 蛍光灯の影は滲むね
平成二十二年十二月十三日
2
石膏デッサンに使われるほうのブル...
もっと見る
遺伝子は戦っているいつまでも夜明けまであと十八時間
平成二十二年十二月十五日
2
もっと見る
桃くるむぷちぷち潰せばそこここで老女咳きこむ小さな世界
平成二十三年一月十九日
2
入院生活そのに
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
>>