竜胆さん
のうた一覧
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トイレットペーパー抱え店ハシゴ 何に使うの此処は東京
平成二十三年三月十五日
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被災地でもないのに、何故あんなに...
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わたくしをにくむ私を愛してと 矛盾抱へて澄む水の秋
平成二十三年九月二十二日
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サンダルの形に日焼けした足を 通り過ぎてく 空のプリズム
平成二十三年九月二十二日
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まだまだ暑いです。
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好きだよとあの時君がついた嘘 指を毀れる砂を眺むる
平成二十三年十月十日
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皮膚と化すリングに指を縛られて 満たされている たらちねの母
平成二十三年十月十五日
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サヨナラの風の行方は想い出が教えてくれる 秋来る夏
平成二十四年八月十七日
6
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衰へる体とともに朽ちてゆく気持ちの果てに残る欠片は
平成二十七年二月八日
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順々と年を取り、最期に残る欠片が...
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白肌を汚す私の黒き戀 染まれ貴方の唐紅に
平成二十二年十二月十二日
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居るだけでいとけたたまし思ひ人 居ないと心いと物騷がし
平成二十二年十二月十七日
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居たら居たで気になるし、居ないと...
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同僚が出世街道ひた走る妬むな嫉むな焦るな嗤ふな
平成二十二年十二月十八日
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見習いたいと思う、尊敬する気持ち...
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ポッポッとピンクな傘に小雨ふり ブルーな傘には恋時雨ふる
平成二十二年十二月二十一日
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「もう少し太っていいよ」とぽつり云ふ君は私のブッダかなにかか
平成二十三年一月四日
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そしてもう少しとはどのくらいだ。
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夏香る少女の如きかの女を見詰める君を映す我の瞳
平成二十三年一月二十七日
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少女から女になりき乳ふさの形が我の無形フラクタル
平成二十三年二月七日
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前だけを見る為に在る目からして矛盾だらけな吾のヒトゲノム
平成二十三年二月十一日
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人間の視野って200度くらいらし...
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すべらかな爪の形に似たる実を 脣に押し 薄く齒を立て
平成二十三年二月二十日
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blogで詠んだ短歌を細々と公開...
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下手くそなだし卷き卵焼きながら昨夜の喘ぎ想ふ小春日
平成二十三年二月二十四日
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また題詠歌の改訂版。結句を「朝影...
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頭ではこれでいいのと思ひしも子宮の虚に溜まる戀水
平成二十三年二月二十八日
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冗談と本気のはざまで二人して迷子の夜道 耳たぶ 熱い
平成二十三年三月一日
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寒いからあったかいよね冬の日は 頷く鍋の湯気が棚引く
平成二十三年三月二日
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寒い時じゃないと温かさは楽しめな...
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