杏理さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
朗々とお堂に響くは知らぬ言 わがおらしおは口に呟く
平成二十四年四月九日
1
もっと見る
息熱く吐き切ることは常なれど 吸えば胸から凍てるのだろ
平成二十四年四月九日
1
もっと見る
起き抜けて左の拇指に噛みつける爪のふしぎさ なはわにあらじ
平成二十四年四月九日
0
もっと見る
離れたる母に人は思うらし われ托卵の赤児なりしか
平成二十四年四月九日
0
もっと見る
春来り芽の吹く朝を待ち兼ねて 繰る指先のまろ花環をば
平成二十四年四月九日
2
これより平成二十四年
もっと見る
ももとせをかへるがへるも大晦日 明けば薄るる蜉蝣なりや
平成二十四年四月六日
1
もっと見る
日記買う頃 着膨れの板につけば 冷え込めど指火照るかな
平成二十四年四月六日
1
もっと見る
やがて来る人に書き置き残し置き 世の今朝のなか昨日の更ける
平成二十四年四月六日
1
もっと見る
吾が凶で汝が吉に笑む得るは おもいが此処になき証だよ
平成二十四年四月六日
1
もっと見る
甘味屋の卓の低さに膝を寄せ交じる目線を逸らす思いや
平成二十四年四月六日
2
もっと見る
温い部屋 空調の下に座りつつ頁の如くそよぎたいの、と
平成二十四年四月五日
1
もっと見る
文机の隅に干涸びたる蜜柑 奥に湛える水気をおもう
平成二十四年四月五日
2
もっと見る
掻き傷に張り付く靴下そと剥がすように忘るる日や来たりなむ
平成二十四年四月五日
1
もっと見る
名を呼べば彼方向く猫知るらむか 吾が二匹目の太朗なむとや
平成二十四年四月五日
1
もっと見る
万年の亀わが胎に 血潮湧き 石結べるを ゆめ知らるまじ
平成二十四年四月五日
2
もっと見る
吾が思慕の稚さゆえに遂げぬ知り いっそも一つ稚からまし
平成二十三年十二月十九日
1
もっと見る
直向きな目を向け来れる青年が何を知るかと呟き背き。
平成二十三年十二月十九日
2
もっと見る
痺れたる右親指の下敷きに乾いた恋文こそりと鳴ける
平成二十三年十二月十九日
1
もっと見る
傾げたる項にかかる眼差しを知らんぷりすも そわそわ止まで
平成二十三年十二月十九日
1
もっと見る
慕えども喉に転がす思いにや いきつまりつつせめて見詰める
平成二十三年十一月二十八日
2
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
>>