杏理さん
のうた一覧
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昼触れて指 冷たいを笑いし君に 暮れて熱しとさるるが怖い。
平成二十四年六月十八日
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仰向いた外耳道に一滴舐める心地の電子音垂れ
平成二十四年六月十九日
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目に石鹸仄沁みをるを覚えつつ 露わに涼む夏来たるなり
平成二十四年六月十九日
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その人を包む着物に香水に見知らぬ人の色みとめらる
平成二十五年二月十一日
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アイライン溶かしたあとに露われるあの眼をこの眼と忘れたくない
平成二十五年二月十一日
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ないまぜの思いで弾く特急券 ふるさと持たぬひとを横目に
平成二十五年二月十五日
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今日いちばん寒いんだって、とこの冬で幾度言ったり言われたり
平成二十五年二月十七日
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細蟹のいとめぐらせど蜘蛛ひとりねと 顔赤らんで女童見る
平成二十五年二月十七日
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雨音の夜っぴていつかくぐもりぬ 水底に街は沈んで仕舞った
平成二十五年八月十六日
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朝ぼらけ腑の空々も愛おしく 満ちる刻とくとくと待ちをり
平成二十五年八月十七日
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唯一の無ニのと言えど相対の中でだけつく息の色
平成二十五年八月十七日
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嬰児の声の響きの鮮麗の顔のにこしの血汐覗けし
平成二十二年十二月十四日
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うぶ背な毛 そよげしなるは 処女なりと 揺られをり見る 客車の揺れに
平成二十二年十二月十六日
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女性の襟首から覗く背中に 日に...
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えくらんをねめつけ加減に眺むれば 汝が言どもの輝点に帰せり
平成二十二年十二月十九日
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見詰めれば解体する液晶画面
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乗客の皆々様にご照覧 甲板たゆたう いとめづらしき宙海月
平成二十三年十月十一日
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朝食のパンとごはんも決められず 別れもいつか貴方任せで、
平成二十三年十月十一日
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いつの日かちしゃ菜頬張り孕むのと 少女は誰も知る昼下り
平成二十三年十月十一日
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此の瓶に君のかけらを詰めたよと 伏せ目に笑う人凄まじく
平成二十三年十月十二日
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あさぼらけ 帳を透かす薄光 目を凝らし視る血の青さかな
平成二十三年十月十二日
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妖しまることなくケエスに憂え顏 人形館の夜更けにける
平成二十三年十月十三日
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