杏理さん
のうた一覧
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母親の誂えにける京雛が 徒らになり子供時代終わりし
平成二十三年十月十三日
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妖しまることなくケエスに憂え顏 人形館の夜更けにける
平成二十三年十月十三日
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臥所より 這い出でたるをつかまえて から元気ぞとさるる悔しさ
平成二十三年十月十三日
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午前二時 クリック一つ買いにける 量産型の 猫型ガール
平成二十三年十月十三日
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ぽきりとな 菓子ほどに脆くなり果てし 君の膝下 誰が骨接がん
平成二十三年十月十二日
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父ほどに離れたるその愛人は 私の膝で穏やかに 鳴く
平成二十三年十月十二日
3
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あさぼらけ 帳を透かす薄光 目を凝らし視る血の青さかな
平成二十三年十月十二日
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朝食のパンとごはんも決められず 別れもいつか貴方任せで、
平成二十三年十月十一日
1
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失効の旅券にや潜みたる 幼きサインと頬の膨らみ
平成二十三年十月十一日
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乗客の皆々様にご照覧 甲板たゆたう いとめづらしき宙海月
平成二十三年十月十一日
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ひとのよに疑わぬ人のあるらしと 聞かされて猶わが懐疑主義
平成二十三年十月十一日
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叢かげに蹲るその脳天に 露戴ける 公園の王
平成二十三年七月二十日
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生娘の春もえて喉乾かしむ 母知らでただ麦茶注ぐらむ
平成二十三年七月二十日
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わたくしのひそやかな部屋 ひやり床 ことり響くは誰ぞ何ぞせん
平成二十三年七月二十日
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指先に探り当てたる合成繊維の さも頼りなげに綻べるなど
平成二十三年六月二十八日
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父様に愛されし子の只中に混じりける身の眉陰りけん
平成二十三年六月二十八日
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はるさめじゃ濡れてまいろ と独りごち少女は腿のかわきをおもい
平成二十三年三月八日
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垂れおりしうなじ うぶ毛の震えるに御父の眼 差すを覚ゆる
平成二十三年三月八日
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導きへの畏怖
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あさぼらけ有明の月を見んことを おそれこがれり夢結べじや
平成二十三年二月九日
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水気ある白肌に透くその奥は 甘きくらやみあんこくの味
平成二十三年一月十四日
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