杏理さん
のうた一覧
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起き抜けて左の拇指に噛みつける爪のふしぎさ なはわにあらじ
平成二十四年四月九日
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離れたる母に人は思うらし われ托卵の赤児なりしか
平成二十四年四月九日
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春来り芽の吹く朝を待ち兼ねて 繰る指先のまろ花環をば
平成二十四年四月九日
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これより平成二十四年
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ももとせをかへるがへるも大晦日 明けば薄るる蜉蝣なりや
平成二十四年四月六日
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日記買う頃 着膨れの板につけば 冷え込めど指火照るかな
平成二十四年四月六日
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やがて来る人に書き置き残し置き 世の今朝のなか昨日の更ける
平成二十四年四月六日
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温い部屋 空調の下に座りつつ頁の如くそよぎたいの、と
平成二十四年四月五日
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文机の隅に干涸びたる蜜柑 奥に湛える水気をおもう
平成二十四年四月五日
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名を呼べば彼方向く猫知るらむか 吾が二匹目の太朗なむとや
平成二十四年四月五日
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万年の亀わが胎に 血潮湧き 石結べるを ゆめ知らるまじ
平成二十四年四月五日
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痺れたる右親指の下敷きに乾いた恋文こそりと鳴ける
平成二十三年十二月十九日
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傾げたる項にかかる眼差しを知らんぷりすも そわそわ止まで
平成二十三年十二月十九日
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慕えども喉に転がす思いにや いきつまりつつせめて見詰める
平成二十三年十一月二十八日
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絡み合う鋼あ、あ、九連環とけたのならばこの身与えん
平成二十三年十一月二十八日
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見上げれば逆さに映るブラウン管 相撲中継 仄明るさに
平成二十三年十一月二十八日
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魂の不滅性知らで居り 忍室法師 かく揺らぎけむ
平成二十三年十一月二十八日
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Xavierと語らいし
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月影を待ち兼ねたるかカレンダー 空ろに響く声夢見たり
平成二十三年十一月二十七日
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狐花差し延ぶ指を引き込める焔のうつらん影見たりける
平成二十三年十一月二十七日
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やみおそれ 灯したる火の連なりて 銀のあかりを塗りつぶしたる
平成二十三年十一月二十七日
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舌先の打たて錯覚させんとて ものす恋文押韻を踏み
平成二十三年十一月二十七日
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