杏理さん
のうた一覧
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吾が凶で汝が吉に笑む得るは おもいが此処になき証だよ
平成二十四年四月六日
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甘味屋の卓の低さに膝を寄せ交じる目線を逸らす思いや
平成二十四年四月六日
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掻き傷に張り付く靴下そと剥がすように忘るる日や来たりなむ
平成二十四年四月五日
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吾が思慕の稚さゆえに遂げぬ知り いっそも一つ稚からまし
平成二十三年十二月十九日
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直向きな目を向け来れる青年が何を知るかと呟き背き。
平成二十三年十二月十九日
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紋章 仰ぎて見ゆ丸薬に萎れし花の興隆おもう
平成二十三年十一月二十八日
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このひとに見初められたはまぐれとぞ 戒めてなお萌えるわが春
平成二十三年十一月二十七日
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此の瓶に君のかけらを詰めたよと 伏せ目に笑う人凄まじく
平成二十三年十月十二日
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暇惜し 髪結いもせで誰がもとへ 図書館の地下愛し人待つ
平成二十三年七月二十日
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帰りゆく君の小指をぱくりとて 呑み込んだとて 留めおけまい
平成二十三年七月二十日
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やわかなる膚の窪みに指すさび 潜む胎児の脈探らむと
平成二十三年六月二十八日
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晴れ空にはためけデニム 風孕み 洗濯日和 和み眺むる
平成二十三年六月二十八日
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三色菫とぞ 名乗る花弁のそのかげに 誰を思いて毒育まん
平成二十三年三月八日
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橄欖の肩を彩るアカシアに カルメンシタの魔術潜むや
平成二十三年二月十日
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刻みしは甘藍なれどひと思い 刃滑り薄く剥ける爪かな
平成二十三年二月八日
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慕うるをただ告げてさえ寄こすなら その情をば玩びもせん
平成二十三年一月二十八日
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吸う口のなし忌々し 紅李 充てがう歯をばかりりと沈む
平成二十三年一月二十六日
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吐く息の白きは芥のゆえなれば 澄めば息透くと人の言いける
平成二十三年一月十九日
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朽ち亡び寒からしむのもどかしさ きみ瑞歯なりわれはくちびる
平成二十二年十二月十八日
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唇亡びて歯寒し
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うぶ背な毛 そよげしなるは 処女なりと 揺られをり見る 客車の揺れに
平成二十二年十二月十六日
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女性の襟首から覗く背中に 日に...
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