狭霧さん
のうた一覧
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冷え残る朝まの庭に瑞香の重く薫れる鄙の遅春
平成二十三年四月三十日
6
好きですねぇ、この匂いは。
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たたなづく井仁の棚田の水鏡うたて砕くる五月雨の朝
平成二十三年四月二十九日
11
田植え前ですね。 晴れた日の景...
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古里の猿掛城の跡に立てばいにしえ人のかくぞ恋しき
平成二十三年四月二十九日
6
安芸のほうです。
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亡き皇子に捧げんが為竜神の心尽くしの貝寄風ぞ吹く
平成二十三年四月二十九日
6
そういう謂れの風も....。
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今もなお慕わしき人の居ます国へ涅槃西風我を導け
平成二十三年四月二十九日
7
そのような風......。
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菜の花の黄に波立てる畑の果て遍路の笠の遠ざかりゆく
平成二十三年四月二十七日
20
昨日はそんなお天気も今日は雷雨と...
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玉響を聴きつまどろむ夢破れ耳をとよもすラヴェルのボレロ
平成二十三年四月二十七日
3
最初の微かな音から聴こうとして結...
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ほととぎす森のしじまを切り裂きてなに鳴き渡る春のあけぼの
平成二十三年四月二十七日
8
警戒させるような声。
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汝が袖に移りて薫る藤花の香に噎びつつ夢に溺るる
平成二十三年四月二十七日
5
何処で移った香りでしょう.......
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オーマイガッ新調トイレをシカトしてやってくれたわバスマットの上
平成二十三年四月二十五日
4
美雄ちゃんたらぁぁぁぁぁ!!!!...
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絹豆腐両面塩うち寝かせたらマヨとラー油のソースで頂く
平成二十三年四月二十五日
2
塩豆腐ってやつ。 キッチンペー...
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魂極る命のたけをくれないに染めて咲くなる藪椿かな
平成二十三年四月二十五日
4
森林公園は今、真っ盛り!!!! ...
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御前の左近の桜散りて早風にたちばな馨りたつなり
平成二十三年四月二十四日
3
この頃の季節の推移はすんごく早い...
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愛しき妓の簪思うたおやかに揺るる柳の若枝を見れば
平成二十三年四月二十四日
6
因みに柳の髪飾りは6月。
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身の洞に風を孕める鯉ゆえに猛きのぼりも竜とならざり
平成二十三年四月二十四日
6
なんてことを言って、夢をぶっ壊す...
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散りてこそ流れも絶えじ桜川また廻るべき春を約して
平成二十三年四月二十三日
8
短い逢瀬でした.....。
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久方の空に痩せゆく宵毎の月の悩みを思いこそやれ
平成二十三年四月二十三日
3
徐々に丸くなってくのは見てて頼も...
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享け難き人の身なれど来む世には空に咲き散る花とならばや
平成二十三年四月二十三日
5
そんな事を思ってみた。
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年経れば人の姿は異なれどかく会いぬべき定め嬉しき
平成二十三年四月二十三日
3
母上さまは御可愛いらしい尼さまに...
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滝の辺の花の夕影うちまもり今たらちねの母にまみえん
平成二十三年四月二十二日
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少将滋幹の母......こういう...
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