さとうはなさん
のうた一覧
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装いて花唇は笑みをかたどれど 瞳に沈む月ひとしずく
平成二十二年十二月八日
6
わたしはピエロ
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暮れゆくに鳥の声して見上ぐれば まつげに落つる雪のひとひら
平成二十二年十二月六日
7
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バス停に来ぬバスを待つ夕まぐれ 路傍に残る冬いちごかな
平成二十二年十二月六日
5
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別れ際のあの一言が気になりて オリオンを背にペダルこぐ夜
平成二十二年十二月六日
11
あれはちょっと言い過ぎちゃったか...
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オレンジの波のまにまの貝がらと 君のやさしさ数える夕べ
平成二十二年十二月六日
6
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「ここに行く」URL添付の君のメール 行きたいなでも、行こうかでもなく
平成二十二年十二月五日
7
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ヴィオロンの月影さやかため息の ひとことで言うと キミガダイスキ
平成二十二年十二月五日
4
ぶるーさんの句会In other...
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おとといの彼との喧嘩をかみしめつ 祖母の漬けたるかぶらなを食む
平成二十二年十二月五日
5
おばあちゃんの千枚漬けはおいしい...
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クリーム煮好むと言いし君がため 若妻顔で 蕪求めけり
平成二十二年十二月五日
7
今週末はおうちデートしよう。
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夜半過ぎこたつの中でじゃれあったあの爪跡も忘れてしまおう
平成二十二年十二月五日
4
「恋愛お題ったー」http://...
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君の顔ただ見つめては頷いて 愛よりほかに信じるものなく
平成二十二年十二月四日
4
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有明の細い三日月眺めては君の微笑み思い出してみる
平成二十二年十二月四日
3
新月前の細い三日月が好きです。
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はじめての夜のデートに酔いしれて「好き」と聞くのは少しこわかった
平成二十二年十二月四日
2
まだ心の準備ができていません。
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あかい紅 かかとの高い黒のくつ 背伸びの恋はただただ甘い
平成二十二年十二月四日
2
ものごころついたときから年上好き...
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理科室の珈琲の香り先生の声堕ちていくのは天使のかたち
平成二十二年十二月四日
5
先生に恋をしちゃう。そんな時代も...
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香りつきリップクリーム分け合っていちごの色に染まるふたり
平成二十二年十二月三日
5
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「見守っているだけでいい」吾の言は波間に溶けて 今一人闇夜
平成二十二年十二月三日
2
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我もまた母の瞳のあの宇宙を瞳に抱く日がくるのだろうか
平成二十二年十二月三日
4
母の瞳の中には銀河が広がっていま...
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永遠を疑いもせず笑む様な残酷な君を忘れてみせる
平成二十二年十二月三日
3
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花びらの浮かぶ湯舟に身を沈むいちどだけでも抱かれたかった
平成二十二年十二月三日
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