さとうはなさんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 早春の翼は未だ開けずに 蕾より落つ雫を舐めり 平成二十三年一月十四日 4 もっと見る
- 未だ明けぬ浜辺に響くパッヘルベル 海の終わりは見えないままで 平成二十三年一月十三日 8 もっと見る
- 透明な翅傷つけた少女らは菓子食むごとくアスピリン呑む 平成二十三年一月十三日 4 Twitterの連想短歌で詠みま... もっと見る
- 葉月萌ゆ二杯目のコーラ 淡々とフラれたことを語る友人 平成二十三年一月十二日 6 隣の女子高の子に告ってフラれたそ... もっと見る
- 文月と言えど文書くあてもなく夕闇沈む白い便箋 平成二十三年一月十二日 10 もっと見る
- 祖母見舞い水無月半ばの療養所ぬるいゼリーはオレンジ味で 平成二十三年一月十二日 6 もっと見る
- 皐月風コクトーの詩集紐解けど意味も分からず眠たいばかり 平成二十三年一月十二日 2 ZZZ… もっと見る
- 卯月とか桜前線とか聞くとスカートの影ちらつく日もある 平成二十三年一月十二日 4 ふだんは硬派だけど、気になるとき... もっと見る
- 弥生には弥生の風吹く 告げぬまま去ってしまった想いもありき 平成二十三年一月十一日 4 恋愛未満。 もっと見る
- 如月の凍てる三日月追うように自転車を飛ばした部活の帰り 平成二十三年一月十一日 6 もっと見る
- ジョギングのすれ違う人も息白く会釈を交わす睦月の河原 平成二十三年一月十一日 8 もっと見る
- イブの朝もらったマフラー巻きつけて冬の香をかぐ 交差点にて 平成二十三年一月九日 5 オトコノコ短歌。 もっと見る
- 七月の引退試合のホイッスル 泣いた理由は負けたことじゃない 平成二十三年一月八日 5 負けたのが悔しいんじゃない。もう... もっと見る
- 十二月吹きぬく風は透明で 山茶花の傍 紡いだ秘密 平成二十三年一月八日 10 ダイアリーを綴るように十二ヶ月を... もっと見る
- 加速する十一月の等高線 マフラーの端、翼に変わる 平成二十三年一月七日 18 もっと見る
- 十月の螺旋階段まん中でヘッセの詩集そっと開いて 平成二十三年一月七日 10 もっと見る
- やわらかな音階なぞりくりかえす 雨音真似る九月のピアノ 平成二十三年一月七日 9 もっと見る
- 八月の君の笑顔は消せなくて梔子の下、交わす約束 平成二十三年一月七日 8 もっと見る
- 潮騒を寝ころんで聴く サイダーの泡に溶けゆく七月の恋 平成二十三年一月七日 13 もっと見る
- 六月は月のうさぎと同化する はだしで駆けるひかりの野原 平成二十三年一月六日 8 もっと見る
