石川順一さん
のうた一覧
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東京の風景見たくてしょうがなく黒いビルかなそろそろ終点
平成二十九年二月四日
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ユディットがホロフェルネスの首を切りユダヤ人らの勝利が決まる
平成二十九年二月三日
6
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「テスト氏」のポールヴァレリー国葬を賜る彼の地の画家のルオーも
平成二十九年二月三日
9
日本の国葬は吉田茂以来行われてい...
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水仙は野生にも咲く藤の木の下で野菊は葉は枯れでも花
平成二十九年二月二日
9
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グラタンとホイコーローの夕餉かな「和の湯」を入れて森林の香り
平成二十九年二月二日
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夕餉の後の風呂は粉を入れてみまし...
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現代詩ボブディランなどどうするか文学と音楽ポエトリーとリリックス
平成二十九年二月二日
13
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即興を忘れてしまう七分の遅れが一つの時代の様に
平成二十九年二月二日
12
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最近はホッケも小さくなりまして大学芋は失敗とのみ
平成二十九年二月一日
9
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オムレツの小さなやつや味噌汁や炊き込みご飯食べる朝餉に
平成二十九年二月一日
12
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忘れまい全ての事は過去生が決めているのか電車は雄だ
平成二十九年一月三十一日
15
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蜜蜂がイチゴに受粉をしていますビニルハウスは暑いが食べる
平成二十九年一月三十一日
13
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読み終える区切り目に来るタイミング三回、四回連続したり
平成二十九年一月三十一日
8
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鋤焼の残りで草餅食べて居る善哉としても草餅食べる
平成二十九年一月三十日
15
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微熱ある体で鶏肉食べて居る親芋子芋の講義聞きつつ
平成二十九年一月三十日
16
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扉開き十字路渡るその時に自動車迫る冬暖かし
平成二十九年一月三十日
9
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早春の冴え返る中落ちて居るチョコに一瞬目線を合わしぬ
平成二十九年一月三十日
0
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オリビアを聴きながら私はコロッケを食べる小林一茶の畏怖も
平成二十九年一月二十九日
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イヤフォンの黒い繊維が自転車のライトに照らされ妖しく光る
平成二十九年一月二十九日
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消えて行く物らの挽歌底にある綻び垂れるボールペンはも
平成二十九年一月二十八日
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仮眠して俯せ姿で寝て居たり左膝など少し怪我した
平成二十九年一月二十八日
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