石川順一さん
のうた一覧
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ちゃんぽんは本来味が濃いものだスープの素を忘れし時あり
平成二十九年三月十九日
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台所パネル絨毯剥がされてマジックリンで掃除され行く
平成二十九年三月十九日
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チャック鳴るツークツークのマジナイとダショーダショーの呪文唱える
平成二十九年三月十八日
7
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零れたる味醂は全て無くなりぬシシャモとサラダは果物混じり
平成二十九年三月十八日
10
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虹が出てコーデル・ハルを思ひ出すただ何となく国際連合
平成二十九年三月十八日
11
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パレードに花火があがり靴を買う帰りの帰路は大変暗く
平成二十九年三月十八日
10
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鉛筆を持ってパレード参加する国際連合設立するため
平成二十九年三月十七日
13
詩的イメージです。
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坂続く環状線に入る前高速道路で風を感じる
平成二十九年三月十七日
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高速を行きは利用し高速を利用できない帰りの鈍さ
平成二十九年三月十七日
13
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ビックとはびっくり安さと知りにけり桜見に行く途上過程で
平成二十九年三月十七日
15
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ビーバーを打てるだけ打ち暖かし満州娘は忍者の様で
平成二十九年三月十五日
9
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明らかに正しい不快鼓草ジョギング大会既に終りで
平成二十九年三月十五日
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鼓草は蒲公英の事らしいです。
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君の事人にしたいな星座見る門が響くが富も響くが
平成二十九年三月十五日
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ボールペン他人のを使ひ水温むパジャマ姿でチラシを受けて
平成二十九年三月十四日
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四年前の俳句を短歌に詠み直しまし...
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朝食は韮を残すと決まりたり水温むのを実感できず
平成二十九年三月十四日
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春風をはらみチラシに皺が出来レディーセットを男も食べる
平成二十九年三月十四日
13
ポスティングと言う仕事を詠んで見...
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現金の決済必要百均でカードが使えぬ悲哀味わう
平成二十九年三月十三日
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夜桜の屋台の海鮮ラーメンの汁の鉱物懐かしき海
平成二十九年三月十三日
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薄曇り薄日の差せば養老の山で句作をして居る所
平成二十九年三月十三日
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電器店跡地に軍手二つ落ち記憶の襞を弄り始む
平成二十九年三月十三日
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