酒井景二朗さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
越前の雹に叩かれ潛り込む杉が根方に小さき句碑あり
平成二十二年十月二十日
6
もっと見る
交差する光の底のアルルカン花をむしれば悲しみ深し
平成二十二年十月二十日
3
もっと見る
曼荼羅に付いた砂鐵を拂ひ落とし振り向けば ああ、だいだらぼつち
平成二十二年十月十五日
3
もっと見る
壯大な夢オチに向け突き進むそのロケットの名は「地球號」
平成二十二年十月十日
3
もっと見る
蓑虫の蓑を着終へて吹く風の寒さの如く淋しかりけり
平成二十二年十月五日
4
もっと見る
言つてみたい 今時こんな泥道も珍しいなと徳利下げて
平成二十二年十月五日
5
もっと見る
文化祭實行委員呼ぶ放送遠く聞こゆる秋はきにけり
平成二十二年九月二十二日
7
もっと見る
「草笛で鋭い音を鳴らすにはもつと修行」と皺くちやの顏
平成二十二年九月二十二日
2
もっと見る
對岸の體操服の一群に花粉をかけるふりをしてゐる
平成二十二年九月二十二日
0
もっと見る
牛臭い風の記憶を辿りつつ諳誦してみる宮澤賢治
平成二十二年九月二十日
9
もっと見る
ゆるがざる鐵の巨人に圍まるるハモニカ團の最期痛まし
平成二十二年九月二十日
2
もっと見る
傾いて形も惡い石佛に山と積まれた花とまんぢゆう
平成二十二年九月十七日
9
もっと見る
用水をまたぐ地點も愼重に選ばなければ花踏まぬやう
平成二十二年九月十七日
8
もっと見る
僕たちの据わりの惡い未來圖を破る黒い手、泥まみれの手
平成二十二年九月十五日
5
もっと見る
斧のやうな月が出るのさこの街ぢや 俺が酒場に行く日に限り
平成二十二年九月十四日
9
もっと見る
少しづつ削られていく命ならせめて光れよその削りかす
平成二十二年九月十四日
5
もっと見る
肩口の蜘蛛の刺青ほんのりと赤みがさして遠くなる君
平成二十二年九月十四日
4
もっと見る
白けざるを得ない空氣のただ中で急に腕立て始める男
平成二十二年九月十三日
3
もっと見る
惡童が疲れた草を踏み分けて小石を捨てに行く輕やかさ
平成二十二年九月十三日
3
もっと見る
悲しみを越えて僕らは強くなるさうさポアロの行く先々で
平成二十二年九月十日
3
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
>>