酒井景二朗さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
振り返るたびにひろがるお下げには大事な數が詰まつてゐさうだ
平成二十三年五月九日
2
もっと見る
平凡なインテリア的優しさで抱かうあなたの輕やかな髮
平成二十三年五月九日
3
もっと見る
悲しみを逃がす隙間を開けてゐる 今日も自分を少し壞して
平成二十三年五月九日
4
もっと見る
全身で愛されたいと思ふならオホオニバスに乘つて來なさい
平成二十三年五月九日
5
もっと見る
みつまたの毬なす花の咲く坂を走る僧侶の下駄は音無し
平成二十三年五月九日
3
もっと見る
はきはきと電話應對したあとにふと淋しさが押し寄せてくる
平成二十三年五月八日
1
もっと見る
もう別にダメ人間でいいかなと仕事鞄にしのばせる酒
平成二十三年五月八日
3
もっと見る
生ぬるい男は今日も職に出て平和な頃の投書を見てゐる
平成二十三年五月八日
2
もっと見る
若人の歡喜の聲を聞き捨てて地上に出たり 歸りなむ、いざ
平成二十三年五月八日
4
もっと見る
モテずして何の男ぞ地の底でうらやんでゐる妖怪我は
平成二十三年五月八日
4
もっと見る
殘酷な子供時代をくぐり拔け五體滿足 しかし、心は?
平成二十二年十一月二十三日
4
もっと見る
冬の夜に ふと身悶える冷藏庫 その音響に驚く 寒い
平成二十二年十一月十六日
3
もっと見る
鐵分の多い景色を遠ざかり風に流れる塵を見てゐる
平成二十二年十一月十六日
5
もっと見る
一杯の麥酒もどきを傾けて今宵の月の愚癡を聞いてゐる
平成二十二年十一月十六日
6
もっと見る
葉脈を噛んで疲れを癒してゐる滅びの道でふと立ち止まり
平成二十二年十一月十四日
6
もっと見る
とんぶりのやうに小さな憂鬱を本の頁に挾んでつぶす
平成二十二年十一月十四日
5
もっと見る
くるぶしに印を付けた浮藻にも嫉妬する程愚かな戀だ
平成二十二年十一月十四日
2
もっと見る
月も消え多分銀河の片隅で細く泣いてゐるシンセサイザー
平成二十二年十一月十四日
4
もっと見る
晝日中小さな菊を踏み分けて蟲と益なき抗爭をする
平成二十二年十一月十四日
2
もっと見る
仕方なく繰り出してみる反論にかこちがほなるファックスの「ガー」
平成二十二年十月二十二日
3
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
>>