うみさん
のうた一覧
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伊勢落の街道白い輪郭の洗われてゆく角の薬屋
平成二十七年七月十四日
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信号を見送り 熟れる枇杷の実を 橋のたもとに引き寄せて食う
平成二十九年八月二日
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西の日に遠くへかすむ山並みをかじかみながらしっかりと見る
平成二十三年二月九日
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二十二年使わぬピアノ 荒れ狂う音を仕留める調律師の指
平成二十三年二月九日
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鉄塔をゆるゆる上り下りする高圧電線407キロ
平成二十七年九月十四日
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銀色のトランペットの朝顔にあの子の顔が映り込む距離
平成二十七年九月八日
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奨学生 強欲おやじの新聞店 辞めて給料の 有ったことを知る
平成三十年四月三日
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もう財布に一円五枚と五十円 五十四円のラムネ菓子買う
平成三十年四月二日
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下宿先 流しの下に 放置せし 古いコーン缶 火にかけて食う
平成三十年四月三日
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逃げ出して 古い空き部屋に 忍び入り 畳は硬い 雪降りの夜
平成三十年四月三日
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焼き栗の甘いけむりの駅前の石畳が濡れていたひかり
平成二十二年八月二十日
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終電を待つ列に見えかくれする黄色い袖を見送る人あり
平成二十二年十月三日
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去年の百首詠の歌の焼き直し。
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夕暮れの校舎のチャイムを聞きながら誰もいないバスを走らす
平成二十三年二月九日
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平原に立つ生け贄が顔を上げ白いタクトを地に振り下ろす
平成二十七年九月八日
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ごみの飛ぶ街の倉庫の夕顔の蔓がフェンスにその手をのばす
平成二十九年八月二日
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春の日の部活の指揮者が棒を振るクラリネットに耳をそばだて
平成二十三年三月十三日
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うつりゆく春のそらから落ちてくる雨滴の電荷を測れ科学者
平成二十三年三月十三日
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杠葉尾の8パーミルの坂道を右に左にゆらゆらくだる
平成二十三年二月九日
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エンジンの蓋が閉じられトラックの重低音がいかにも軽い
平成二十三年十月二十五日
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