ゆべしさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ジジジジとセミよ大きなゼンマイを巻け夏バテのシロクマの背に 平成二十二年九月一日 5 猛暑でもうしょうがない。 ……... もっと見る
- しもやけの指の焦がるるマッチの火千々につらねて蛇にせん 平成二十二年八月三十一日 6 マッチ売りの少女と道成寺をミック... もっと見る
- 枝折りつお里の知れようこの立ち居花よな恨みそ我変はるまじ 平成二十二年八月三十日 5 品の悪さや根性の悪さはどうやって... もっと見る
- ほのぼのに透きゐる空の涙をば拭いしゆゑかひやり朝顔 平成二十二年八月二十九日 11 ゆゑか、が微妙。もっと柔らかい言... もっと見る
- 「獅子でなく鷲鷹でなく赤土の荒野を駆ける蟻にならん」と 平成二十二年八月二十八日 5 言ったじゃないか。 もっと見る
- 白樺の細き喉笛唇を寄せて消えにし温み求めて 平成二十二年八月二十八日 6 怯えさせないように、生前には会わ... もっと見る
- 朽ちかけし窓に訪う影はなし今日もかなしきくるみが一つ 平成二十二年八月二十八日 6 姥捨てされたおばあさんと、おばあ... もっと見る
- 厳かに佇む狐のシンメトリー鳥居に縋る我をば笑はん 平成二十二年八月二十七日 8 もっと見る
- なよやかに鼓膜に絡む朝顔の蔓のしたたか君の声かや 平成二十二年八月二十七日 3 もっと見る
- 水鏡我呼ぶ声のやはらかきほの白き手は湖底に揺れる 平成二十二年八月二十七日 7 もっと見る
- 鉄骨の恐竜どもが眠りをりさびし工場に鈍の月の出 平成二十二年八月二十七日 2 もっと見る
- 深夜二時棺桶じみた水槽に額あて待つルビーの魚を 平成二十二年八月二十六日 2 もっと見る
- サイフォンのスイッチ入れてコポコポと眠りの底から朝が沸き立つ 平成二十二年八月二十六日 33 もっと見る
- ゴキュゴキュと神秘のリズム喉仏ミケめは毎度目が離せませぬ 平成二十二年八月二十六日 3 恋愛？ 家族？ 飼い猫視点で。 もっと見る
- 三角の屋根裏部屋で秘めやかに葬儀アーブクタッタニエタカ 平成二十二年八月二十六日 1 あの歌恐い もっと見る
- （これは只今を煮詰めしもの。「今」に飽かば開けよ）とジャム瓶にある 平成二十二年八月二十三日 3 甘いはうまいが摂りすぎると毒 もっと見る
- 透き通れ夏の火照りを冷ます風サイダーの粒脳で弾けた 平成二十二年八月二十三日 2 もっと見る
- 夏バテも汗といっしょに流れ出る白湯に咲いたは梅干しの花 平成二十二年八月二十三日 1 効きます。オススメです。クエン酸... もっと見る
- 赤き糸絡まりをりな右の手に鏡に浮きつる蜘蛛の巣曼陀羅 平成二十二年八月二十二日 2 もっと見る
- こんがらがっ たまま放置さ れし配線 パステル色のハ トが鳴く（十時よ） 平成二十二年八月二十二日 0 もっと見る
