ゆべしさん
のうた一覧
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灰色の海をさまようクラゲゆえ空の涙の冷たさを知る
平成二十三年一月二十日
5
なんだか意味不明なことばかり...
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1立方センチメートルキューブなる青い森の狭間より月を
平成二十三年一月十八日
4
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夕焼けにポピンポピンとビードロを鳴らす少女の唇赤く
平成二十三年一月十一日
9
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涙ほど透き通る空無人駅間もなく発車のベルが鳴ります。
平成二十三年一月九日
4
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かさついて困るわ肌も目も髪も言葉も。ほらね、また静電気
平成二十三年一月四日
2
こういうしてやったりっぽい歌いや...
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無縁墓地沖縄らしい潮風と日差しの強い丘を登れば
平成二十三年一月四日
8
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お歳暮の林檎の山に一個くらい毒入りなんてありゃあせんかと
平成二十二年十二月二十九日
9
誰だ今ー 「ブスも毒リンゴ...
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銀の匙一杯分の月明かりまぶしてあります。ココアをどうぞ
平成二十二年十二月二十八日
11
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「木の精よ」聞き違えた児は北風にわが葉を託す桜木を見た
平成二十二年十二月十八日
9
「気のせいよ」 ...
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兵隊は止まらば死ぬると教えられとてちてとてた夜が圧し来る
平成二十二年十二月十八日
7
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ぽこぽこと菌(キノコ)のように湧くセイギあたしはおれはおらはわっちは
平成二十二年十二月十六日
3
いやな歌だ。ごめんなさい
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ふわふわの白い耳たぶに囁いたあなたの、それ、石卵ですよ
平成二十二年十二月十五日
3
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うだるよな夏夜にトタンの屋根に乗りバケツで水撒き星と対峙せり
平成二十二年十一月二十日
2
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心音を聞かむ大地に耳をあてマグマのリズムに脈を合わせて
平成二十二年十一月二十日
3
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暗闇に耳を澄ませよ聞こえぬか今生まれんとす星の鼓動が
平成二十二年十一月二十日
4
負けない
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ジャム瓶のイチゴの死骸のグロテスク捨てろ明ければ日が溜まりだす
平成二十二年十月十六日
4
明け=明け・空け
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甲斐なきにランバラユリをば撒き散らす肥溜の上鼻を削ぎてむ
平成二十二年十月七日
4
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目を開けば赤、閉じ、明けて青空の滴受ければ、目覚ましが鳴く
平成二十二年十月三日
5
(おはよう) 以上です...
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おやすみと崩れる背中に呟けばほぐれた枯れ葉にぽとりと落ちた
平成二十二年十月三日
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おはようと細まる猫目は藍色の空を封じて今閉じんとす
平成二十二年十月二日
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