半格斎さん
のうた一覧
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つたの葉も色濃く燃ゆる秋の日や風は死に絶えのたりなるかな
平成二十三年九月九日
16
残暑厳しき折、うたのわの皆様のご...
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秋桜を見初むる朝や風立ちてふるえてゆれるも健気にぞ見ゆ
平成二十三年九月六日
15
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おみなごの拗ねた丸みの頬なるやぬかづきの色は朱になり始む
平成二十三年九月五日
17
ぬかづき=ほおずき。 ほおずき...
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蔓のばしきみが手うえの朝顏の花はまだまだ咲きそろふなり
平成二十三年九月三日
14
毎朝、たくさんの花をつけて元気を...
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風増せばすだく虫の音とだえけり野分け待つ間の羽州路の果て
平成二十三年九月三日
20
台風12号の被害にあった皆様にお...
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窓枠の中の景色は絵となりし薄雲流るる今朝の一枚
平成二十三年九月二日
17
目覚めて見える窓枠からの外の景色...
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朱に燃えし入日さすかな遠海を眺めせしまに涼風のふく
平成二十三年八月三十日
15
長年連れ添った妻とふたり、沈みゆ...
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人影も消えて浜辺に風わたり夏のざわめき知るよしもなし
平成二十三年八月三十日
8
人ッ子一人いなくて、ただ風だけが...
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ぶりかえす暑さに泣き出す声もなく蝉のなきがら道の辺にあり
平成二十三年八月二十六日
23
久しぶりに暑さが戻ってきました。...
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すみ色の雲の端から赤みさし葉月の朝は明けてくるなり
平成二十三年八月二十六日
13
目覚めるのが、次第に早くなり・・...
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湯浴みせし露天に集く虫の音を分けてなくなり雨蛙かな
平成二十三年八月二十五日
18
なんとかしてくれ
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穗の立ちし稻田の緑はおもむろにまだらの黄金に変はりゆく里
平成二十三年八月二十五日
24
通勤途中に目にするものと言えば・...
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山峽に畑ひろがりし花搖れて白き蕎麥群秋風の吹く
平成二十三年八月二十五日
12
通勤途中に目にするものと言えば・...
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天かける荒ぶる神のなげきこそ篠つく雨となり給ふなり
平成二十三年八月二十四日
16
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もののふの心を抱く志士も居ず行方も見えぬ敷島の道
平成二十三年八月二十一日
15
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もみじ手をふりておさなの帰り行く遠き別れやかなしかりけり
平成二十三年八月十八日
24
「今度また花火しよッ!!」今度と...
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手に取りしまばゆき花火にたかぶりのおさなの声音や夏の夜かな
平成二十三年八月十八日
15
孫達に囲まれ、しばし童心にもどっ...
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そよ風にゆれる昼顏見定めてひと匹の蜂は蜜を吸ふなり
平成二十三年八月十二日
17
群集の中に身をおいても孤独を感じ...
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法師蝉切れぎれの聲小風のり秋の真中に近づきにけり
平成二十三年八月十二日
15
季節の移ろいを感じるこのごろです...
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黒塗りの板に白文字したためしおかへりなさいの七文字なりや
平成二十三年八月十日
6
玄関前に出しておきます。一日千秋...
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