半格斎さん
のうた一覧
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人の背を越して殘れり雪壁や春はまだまだ近からずして
平成二十四年二月二十九日
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粉雪舞うこの季節、早く来い来い ...
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骨盤をそこなひ養生身にながる湯治場の湯のやはらかきこと
平成二十四年二月二十一日
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屋根から雪をおろさずに、自分が先...
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醒めておき寢ては醒めての日々なれど絶えざる雪よ厭はしきかな
平成二十四年一月十五日
10
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背をまるめ水面ただよふ白鳥は冷たからずや雪すさぶなか
平成二十四年一月十四日
9
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雪の原踏み分け家路を急げども降りつむ雪のおもくなりけり
平成二十四年一月十日
14
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あらたまのこの夜の月や色淡しわれに言問ふおだやかなれと
平成二十四年一月十日
20
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音消えて墨絵のなかに立ち居れば眞綿の雪は右から降りぬ
平成二十三年十二月十二日
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長いなが~い冬の始まりです。
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降る雪が髮を濡らすもたぢろがず登校の我兒を見送りし母
平成二十三年十二月十二日
11
門口に立ち、我が息子が見えなくな...
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孫を詠む投稿欄に師のうたはこの月も載りて健やかを知る
平成二十三年十二月二日
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学校を出て以来、連絡を取ることも...
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喉元を突き刺す寒さや冬枯れの刈田に白き初霜の朝
平成二十三年十一月十八日
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道の辺の花におそはる命かな茶臼の山の小春日のなか
平成二十三年十一月十五日
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誰がために咲くや菊花や露帯びて濡れて色増す秋晴れの朝
平成二十三年十一月五日
14
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わが宿の桑の古株を食卓に胡桃を食むや縞栗鼠の影
平成二十三年十一月五日
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冬眠の準備かな?
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我が宿のさ庭に住まう花寄りて名のなき壷に彩なせるかな
平成二十三年十一月一日
12
シュウメイ菊、白菊、紫式部などな...
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鎌の刃の月に向かいて秋の夜のいそぐ家路やまだ遠かりき
平成二十三年十一月一日
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残り20km余り・・・腹減ったな...
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身罷りし友の御霊や月影に抱かれ昇る天の御国に
平成二十三年十月二十二日
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口惜しき四十路届きてすぐ逝くや友の眠りよ安らかなれと
平成二十三年十月二十二日
10
残念
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まな裏をこがす錦やあの湖の去年の面影しのび閨入る
平成二十三年十月二十日
11
今年は忙しすぎて、十和田湖の紅葉...
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見上げれば月の都におわすると聞くもあいたやかぐやの姫に
平成二十三年十月十三日
10
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十六夜の月影さやかに地に在らば束ねかざらむ荒屋の窓に
平成二十三年十月十三日
9
美しい月でした。
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