半格斎さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
- 山辺の道歩きなば遠山の掠れて聞こゆ山鳩の聲 平成二十二年八月二十六日 14 鳩も暑さにまいったのか、時々かす... もっと見る
- 向日葵の向き定まらずして丈高く道行く人を見下してをり 平成二十二年八月二十五日 11 もっと見る
- 秋櫻の花見初むれば秋風に群れ飛び移ろふ秋茜かな 平成二十二年八月二十五日 22 すっかり秋です。 もっと見る
- 閨照らし硝子の窓をわたりゆく月の光や十三夜かな 平成二十二年八月二十四日 13 褥に忍び、月を見るたびに、その位... もっと見る
- かけあしで南に向かふ秋の氣に言の葉添へて花をも加して 平成二十二年八月二十四日 12 早く南の人たちに涼風を届けてくだ... もっと見る
- 穗を垂れて黄金にかはる山際の美田を渡る風いとほしき 平成二十二年八月二十四日 62 もっと見る
- 意思持たぬやうにも見ゆる蝶の羽、野々花ゆらして何處にか消ゆ 平成二十二年八月十九日 13 盛り暑い中、あっちこっちと飛び回... もっと見る
- 夕映えてうすずみの雲の染まりなば山の端かすめて消え流れ行く 平成二十二年八月十九日 10 見渡す限り山、山、山・・・そんな... もっと見る
- ななかまど、葉は色づきし秋立つに柞の茂みはまだ緑なり 平成二十二年八月九日 8 どこにでも一番のりはいるものです... もっと見る
- とりの群れ東の森より飛立てば風をとらへてはばたき止める 平成二十二年八月九日 9 もっと見る
- 秋來ると云へども京を覆ひたる熱の大帶いまだ解かれづ 平成二十二年八月八日 11 京都ではまだまだ暑つおます・・・... もっと見る
- ありあけの月小さやか上弦にむらさきかかるひんがしの山 平成二十二年八月八日 6 今まさに、朝になろうとしている夜... もっと見る
- 秋津羽の休らふ野邊の花陰に秋や群れ待つ夏に續けと 平成二十二年八月七日 13 一匹のトンボがとまっている花の葉... もっと見る
- 朝ふく風は搖らぎて冷ややかに小枝ふるはせ夏の終はりや 平成二十二年八月七日 21 朝早くそよぐ風に、皮膚感覚として... もっと見る
- むらがりて舞を見せてやもんしろの夏の餌場や山里のみち 平成二十二年八月六日 8 小道に植えてあったレモンバーム（... もっと見る
- 清けくも咲くや下野むらさきのうだる暑さののこる晩夏に 平成二十二年八月六日 9 この暑さの中、しもつけと紫式部が... もっと見る
- たたなづく雲朱朱に染まりなば細切れ後方靜かに流る 平成二十二年八月五日 10 もっと見る
- 朝ぼらけ蟲の音啼く鳥あらぬとて音は跡絶えて瞬間はとまりぬ 平成二十二年八月五日 8 もっと見る
- 筑後太郎耳納の山よりながむれば大蛇青田に長まりて見ゆ 平成二十二年八月三日 10 もっと見る
- やまどりや道あしばやに渡りなば、まなこひろげて一聲投げる 平成二十二年八月三日 7 車の前を足早に横切った山鳥の驚い... もっと見る
