対空さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- きみは靜かを追はれ危機の海へ青白き道であふぐ破船を 平成二十二年八月三日 2 もっと見る
- 雲採りに行かうと思ふ指先に蜘蛛の死やはらかき洗面所 平成二十二年八月三日 2 もっと見る
- 法螺砕き夕暮れてゆく尻の青さろくでなしはブブゼラを吹き 平成二十二年八月二日 3 もっと見る
- アムステルダム強く蹴りゆけ太陽は三段跳びで奪い盜れ 平成二十二年八月二日 3 日本人初の金メダル（1928年今... もっと見る
- 水底の鱗拾へる水鏡指より砕け添へしひとひら 平成二十二年八月二日 6 もっと見る
- 紫煙燻る死角にてクロールする人魚と分かつ２フィートずつを 平成二十二年八月二日 3 もっと見る
- 母えぐり咲く酒中花に霍乱童子狂い踊り空瓶が露 平成二十二年八月一日 4 もっと見る
- サテライトの飛跡たとへば絶望を買へる高校生の頭上 平成二十二年七月三十一日 1 もっと見る
- 東京の黒きに溶けし鳥に見ゆ午前二時ハッブルの眸の虹 平成二十二年七月三十一日 6 もっと見る
- ターミナル切りつけ合ひて白線のうちの剃刀切りつけるベル 平成二十二年七月三十一日 2 もっと見る
- グラジオラス燃え少女の手に剣あり吾の胸に咲きて血飛沫 平成二十二年七月三十一日 2 もっと見る
- 撃つ弾と鳥の痛みひとしく解き虹を編む彗星狩人 平成二十二年七月三十一日 5 年中彗星追う仕事 もっと見る
- 小田急のレールに鳥とヒト科の血 青に醉へる血結ぶ葬列 平成二十二年七月二十九日 1 はやぶさは相模原にいます。 もっと見る
- 瞑る吾の眼裏這ふはカタツムリ渦卷き廻る祈りつめたし 平成二十二年七月二十九日 2 もっと見る
- 月は孔 盲の目に寄すしじまで唖の女拾う「カフェへ行かうか」 平成二十二年七月二十九日 2 詩で「さよなら」を言った彼女にま... もっと見る
- 羽根無くて換気扇は吾と夢むサン・テグジュぺリ殺めしプロペラ 平成二十二年七月二十九日 2 もっと見る
- 雨夜落つライトニングが「心中」と少女一人に神立てる罪 平成二十二年七月二十八日 3 偵察機のライトニング サン・テ... もっと見る
- 「二錢銅貨のあの男は死んだよ」血色の魚卵ポーと食ふ朝 平成二十二年七月二十八日 2 乱歩命日。 もっと見る
- 水飲み鳥泣き濡れるジクロロメタンの毒にきみ沈め鳥真似 平成二十二年七月二十八日 3 水飲み鳥の玩具を下北で見かけまし... もっと見る
- 独楽風に跳ね猟師風に飛び風に壊れつきみが傷なぞらひ 平成二十二年七月二十八日 1 もっと見る
