対空さん
のうた一覧
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暗室の黒き真午に立つ友のフィルムに白く憎悪かなしき
平成二十二年九月七日
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羽撃きと飛沫の打ちて波紋立つ寫眞展綿布の背の默祕
平成二十二年九月七日
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鳥影ひとつ消ゆる畦道で凧を持つた少年と擦れ違ひ
平成二十二年九月六日
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裏切りなど取るに足らぬ死ねば判ると嗤ひをるKに遇ふ章
平成二十二年九月六日
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漱石の『こころ』の続編があればこ...
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終はりなきあの紺碧に置き去りにした兄と吾を迎へに海へ
平成二十二年九月六日
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追憶に暴力の痕ありはや遠き兄のあたらしき手触り
平成二十二年九月六日
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やはらかくあれよとやはらかい甥に祈る尖り過ぎた背を屈め
平成二十二年九月六日
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騎手一人黒い馬一頭駆りてただいつぴきの風の凱旋
平成二十二年九月二日
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猛禽けたたましく嗤ひをる汝と呼べる偶像崇拜の愚を
平成二十二年九月二日
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現代音樂更に砕き女の腹に電子の血の眩暈す
平成二十二年九月二日
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風の騎手なり草笛の青連れウォッカ匂ふグラスにて死す夏
平成二十二年九月二日
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万華鏡のやうに笑ふので鳥や黄金虫や蝶を採りにゆく
平成二十二年九月二日
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星七つ並べど遂に烟草絶え気管に飼ふ舌打つ露蟲
平成二十二年八月三十日
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藝術の徒が藝術を格づける愚を突く鴉また星は死に
平成二十二年八月二十九日
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十六翼で惰胎児たちを包み夜に降る傘のやはらかさを
平成二十二年八月二十九日
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今日もコンドームで殺す分はせめて生きやうかあなたに塗れて
平成二十二年八月二十九日
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屋上で風に死ぬ一秒とその一秒後もニヤリと嗤つて
平成二十二年八月二十九日
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存在を一つずつ棄つ吾無き夜ひとりでに傷は走つてゆく
平成二十二年八月二十九日
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こんな夜を千度歩いてもまだ吠えるだろうか負け犬は月に
平成二十二年八月十六日
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ほらこんなに汚いと掌を見せる闇は甥の白目を舐め
平成二十二年八月十六日
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