沙枝さん
のうた一覧
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愚かなる私だけども少しだけ ましになりつつ 歳を重ねる
平成二十二年七月十日
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「デートして 年に一度のことだから」 言い訳笑った十九の七夕
平成二十二年七月十一日
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ちょっとだけ きみに近付く気がします きみの愛する色があふれて
平成二十二年七月十六日
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できるなら 痛み温め続けたい きみが笑顔を見せるときまで
平成二十二年七月十六日
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嫌なこと思う代わりにきみ想う 出逢えてよかった 恋は素敵
平成二十二年七月三十一日
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退屈だという理由で退屈な男に振られたそんなあたし
平成二十二年八月二十三日
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最高の思い出じつは最悪とあとで気づいてしまった恋だ
平成二十二年八月二十三日
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永遠に終わらなそうな夏の日に五月のように笑ってるひと
平成二十二年八月二十六日
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繰り返す暑っ苦しい日常に あのひとからの霧のひと吹き
平成二十二年八月三十日
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年下のあなたの髪に白いものふっとみとめて何故か嬉しい
平成二十二年九月一日
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十五年前のお肌にもどれたらいいのに 明日はきみに会える日
平成二十二年十月十八日
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良いコンシーラーありませんか~?
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もう我を見はしない目の輪郭を小指でなぞる西日射す部屋
平成二十二年十一月八日
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君ってさ、いい人なんだけど、の「ど」って何なんだろうと弟が問う
平成二十三年一月二十九日
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薫智様の「いい人」のお歌で思い出...
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下らないことを話して笑えたら好い日だったと微笑む夕べ
平成二十三年五月十六日
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そういう年になったのかな。 若...
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可愛いと夫と子には言わせてる三十路をとうに過ぎた女は
平成二十三年五月二十二日
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もう誰も言ってくれないし。 こ...
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「合わない」のひと言だけで説明のつく恋なのよ 忘れなさいな
平成二十三年五月二十六日
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「合わない」って便利な言葉だけど...
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彼のもとに行っちゃうよって言ってみる冗談よっていう顔をして
平成二十三年六月一日
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目を閉じて聞いていたい声やわらかな低音チェロの音色のような
平成二十三年十月十三日
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その歳でそんなからだでそんな気になったの?なんて思うでしょうか
平成二十三年十二月一日
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なんのことやら(笑)
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好きな人の好きなことを好きになるそれで自分を見失ってく
平成二十三年十二月四日
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