京さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 小売りしてません 貼り紙が話しかけてきて片耳はずすイヤーフォン 平成二十三年六月十日 0 もっと見る
- コンクリートに横たわるあじさいの色に似た日傘に雨は降る 平成二十三年六月十日 2 もっと見る
- 雨の似合う花と似合わない花があるねまだ花のまま水に浮く 平成二十三年五月三十日 1 もっと見る
- 生まれ変わってもこの街へ住みにくる惣菜を棚にもどす日曜 平成二十三年五月二十九日 2 もっと見る
- 二万年後の約束に高熱の出たひとたちを布団にくるむ 平成二十三年五月二十六日 3 もっと見る
- 夜の湿気をはんぶんだけ吸った熊かかえ二度目の睡眠をとる 平成二十三年五月二十六日 1 もっと見る
- 薄汚れた白いものを水に浸け気付けば息をしていない夏 平成二十三年五月二十五日 0 もっと見る
- 地面すれすれの靴紐むすんでチャーリー・ブラウンの恋人になる 平成二十三年五月二十四日 0 もっと見る
- この部屋で夏を迎えたことがまだないなんて どんな名前をつけよう 平成二十三年五月十八日 0 もっと見る
- うっかり田舎へ来てしまったかしら、と思う裸眼でみる窓の外 平成二十三年五月十八日 0 通勤中 もっと見る
- 旧姓でよばれる母を胸にとめ夕闇にシロツメクサを摘む 平成二十三年五月十三日 2 もっと見る
- 目に映るものをモノクロへ変換するための数秒間をください 平成二十三年五月十三日 2 もっと見る
- 平日の昼間の街はわたしに背を向け干し網には魚たち 平成二十三年五月九日 3 もっと見る
- シャンプー台でする考え事が好き逆再生の夢をみている 平成二十三年五月九日 1 もっと見る
- 雨が止むのを待ってるつもりだったドルチェ・ヴィータの小瓶をしまう 平成二十三年五月七日 2 もっと見る
- 指が赤く染まる理由を考えている夕方の一期一会に 平成二十三年五月七日 0 もっと見る
- ちら、ちらと視界のはしに光るもの乾ききるすこし前のセーター 平成二十三年五月七日 0 もっと見る
- 真夜中のような午後七時の街灯早くおばあさんになりたい 平成二十三年五月二日 0 とにかく人のいない街に住んでいま... もっと見る
- こんな日に出会ったのでしたねつつじの蜜と記憶溶けだすような 平成二十三年四月二十七日 3 もっと見る
- 駅のホームで飛行機の出発音をきくあなたに知らせなくては 平成二十三年四月二十五日 0 もっと見る
