京さん
のうた一覧
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七分間雪の話をせず眠る寒いのでしょうその左手は
平成二十三年二月十五日
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恋人に持たされたコーンスープを片手に月が黄色くない日
平成二十三年二月十九日
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ふるえている一粒一粒の氷桜を待ちきれず湯に溶かす
平成二十三年二月二十二日
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エレベーターホールから富士山を眺めれば窓枠しずかにゆれる
平成二十三年三月十八日
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東京の川に小舟を浮かべた手ひらけば隣駅の入り口
平成二十三年三月三十日
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花屋かと思えばただのビルの入り口過ぎぬれば夕立の降る
平成二十三年四月二十四日
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雨が止むのを待ってるつもりだったドルチェ・ヴィータの小瓶をしまう
平成二十三年五月七日
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目に映るものをモノクロへ変換するための数秒間をください
平成二十三年五月十三日
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旧姓でよばれる母を胸にとめ夕闇にシロツメクサを摘む
平成二十三年五月十三日
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生まれ変わってもこの街へ住みにくる惣菜を棚にもどす日曜
平成二十三年五月二十九日
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コンクリートに横たわるあじさいの色に似た日傘に雨は降る
平成二十三年六月十日
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ここじゃないところにもあるパン屋のこと知らないままでお使いにゆく
平成二十三年六月十一日
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夏は誰かが呼んだから来るらしい夏が好きそうな声をしてるね
平成二十三年七月十九日
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この部屋に住むってことはこの部屋で午前中を迎えるってことだ
平成二十三年七月十九日
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豆電をつけて瞑れば坂道のてっぺんに建つ家の天井
平成二十三年七月二十日
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十年前の話ができるひとといる写真を撮ることはむずかしい
平成二十三年八月一日
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いつか家族だったことがあるのかもしれない赤いヨーヨーを割る
平成二十三年八月十四日
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すこしだけ拗ねた子供用のギター弾きわたしは子供の顔をしている
平成二十三年十月一日
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誰の声をきいてあなたは満面の笑みで小雨の橋を渡れり
平成二十三年十月二十日
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玉ねぎがスライムに見えたのはそういえば初めてでした、秋の日
平成二十三年十月十八日
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