京さん
のうた一覧
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角の本屋のレジで花瓶をえらぶ指が透けたらふるえるようだ
平成二十三年四月七日
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洗濯機をまわす間に大丈夫ですかと口を開く家具たち
平成二十三年四月十九日
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こんな日に出会ったのでしたねつつじの蜜と記憶溶けだすような
平成二十三年四月二十七日
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平日の昼間の街はわたしに背を向け干し網には魚たち
平成二十三年五月九日
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二万年後の約束に高熱の出たひとたちを布団にくるむ
平成二十三年五月二十六日
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地面にいちばん近い靴を選びどこまで行きたいのかと尋ねる
平成二十三年九月二十五日
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机に耳あてて工場の音がするあとすこし目を閉じていていい
平成二十三年十月六日
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ここが終着ですと降ろされれば信じるしかない人たちにさよなら
平成二十三年十一月三日
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目を凝らし木星のまわりに4つ見えない光る点をみている
平成二十三年十一月二十五日
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乗り換えと出口をいつも間違えるどうせ一緒になれないのなら
平成二十二年七月三日
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隣駅でおりて目的地は同じ銀髪を目に焼き付けておく
平成二十二年七月二十一日
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海の日の話。
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帰ったら電気を点けて靴を脱ぐ「おやすみなさい警備員さん」
平成二十二年七月二十九日
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22時を過ぎると、警備員さんも帰...
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門松をはこぶ仕事を投げ出して残ったイルミネーションに触れ
平成二十三年一月六日
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夕方の地下鉄は人が少ないと五角形の空をひきとめながら
平成二十三年一月十日
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一年で一ミリずつ嫌いになって手のひらほどの長さを知った
平成二十三年一月二十一日
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右手の爪が左手よりすこし長い大丈夫、風邪はうつらないから
平成二十三年一月二十八日
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電波塔にひびくかすかな伝言は白いさそりのような雲だ、と
平成二十三年一月三十一日
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雪を振り払いながら押す三角ボタンでチョコレート・ソングは流れ
平成二十三年二月十一日
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睡眠の足りないひかり太腿が今にも眠りそうでわかるの
平成二十三年二月十三日
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寝ないとまぶしいですよね
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都会の雪は積もるのが早くて溶けるのも早いほんとうに嘘
平成二十三年二月十五日
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